TOP > ブログ > L-Acousticsは南アフリカの国立劇場に、人気の多彩なシステムを提供
L-Acoustics News
2018/07/12

L-Acousticsは南アフリカの国立劇場に、人気の多彩なシステムを提供

Hiroyuki Tanabe
ブログ

2018年7月

南アフリカ国立劇場
のオペラハウスは、最近、ジャズなど幅広くなった音楽ジャンルのショーを主催することになったことにより、様々な要求に対応できる新しいオーディオシステムが必要でした。昨年末、L-Acoustics Karaシステムがインストールされ、オペラハウスのオーディオシステムを最新のものにしました。このソリューションにより、会場はライダーに適応でき、様々なプロダクションに対応できるようになりました。

1981年にオープンした国立劇場は、南アフリカの舞台芸術を確立した国内の代表的な劇場です。プレトリアにあるこの大きな国立劇場には複合施設として、6つの劇場があります。オペラハウスは、これらの中で最も大きい劇場であり、当初から国内で主要なオペラ会場でもあり、多種多様な演劇作品を開催しています。

オペラハウスの新しいシステムは、L‑AcousticsアプリケーションエンジニアJulien Lavalからテクニカルサポートを受けたRichard Smithにより設計・導入され、2017年11月に彼によって実行されました。

1523006496.jpg
国立劇場のシステムは、24台のKaraと8台のSB18iのL/Rハング、インフィルとして2台のX12、フロントフィルとして6台の5XTとグラウンドスタックされた4台のSB18サブウーハーで構成されています。また、ミュージカルのパフォーマンスためにセンタークラスタ式の5台のARCS IIも導入されました。

「システムに関する指示は、劇場の一般的な仕様を記載され、入札になりました」と、Smith氏は言っています。「すべての大手メーカーがその契約の獲得を狙っていたのですが、幸いなことに、我々が落札しました」

私の経験から、この空間に最適な製品であり、劇場にとって良くライダーに載っているブランドが必要だったので、L-Acoustics Karaシステムを提案しました。
「評判の良いブランドが必須条件に明記されていましたが、L-Acousticsよりも評判の良い、ライダー適応性の高いブランドは存在しないと思います」と、Smith氏は言っています。「同じ大きさの劇場や教会でKaraをよく使用してきましたので、素晴らしい結果が期待できました」

1523006496.jpg
国立劇場のシステムは、24台のKaraと8台のSB18iのL/Rハング、インフィルとして2台のX12、フロントフィルとして6台の5XTとグラウンドスタックされた4台のSB18サブウーハーで構成されています。また、ミュージカルのパフォーマンスためにセンタークラスタ式の5台のARCS IIも導入されました。

国立劇場のシステムは、24台のKaraと8台のSB18iによるL/Rハング、センタークラスタ式の5台のARCS II、インフィルとして2台のX12、フロントフィルとして6台の5XTとグラウンドスタックされた4台のSB18サブウーハーで構成されています。システム全体は、LA8LA4Xアンプリファイドコントローラーによってドライブされています。

「劇場がミュージカルを開催するときのためにセンタークラスタを追加しました。仕様に一部基づきましたが、非常に高いSPLを実現するよう最適化されたキャビネットのサイズであり、優れた低域特性を持ち、劇場全体に一貫したトーン・バランスを提供できるので、ARCS IIを選択しました。しかし、ゲストエンジニアが、コンサートなど、好みでKaraのみ使用することもできます」と、Smith氏は加えて述べました。「私はJulien Lavalとシステムの設計に携わり、エンドファイア構成のグラウンドスタックされたサブを使用することにしました。こうして、カーディオイド構成でサブをシステムの背後にフライングしたことにより、ステージへの低周波数の影響を抑えることができました。Xシリーズは、前方の観客で音が上から聞こえるイメージにならないように、音像を下に下げています」

また会場では、システムをより詳細にコントロールしたいと考えていましたので、問題が発生した場合にファイルに記録できるようにしました。電力サージなどの事態を正確に突き止めることができます。これにより、信頼性と保護性能を提供することができ、最終的には安心することができます。

新しいシステムを使用した最初のショーは、アフリカ大陸で最大のコミュニティ合唱団プロジェクト、Capital Singersでした。ショーのオーケストラは、12挺の弦楽器、4本の金管楽器、コンサートグランドピアノ、リズム体、打楽器のオーケストラで構成されていますが、メインアクトはプロのソロボーカリストにサポートされる650名の合唱団です。

「2017年12月のショーは、Capital Singersの第10弾のプロジェクトでした」と、Capital SingersのFOHエンジニア、Stephen Kruger氏は述べています。「ショーは3回ソールドアウトになったことがあり、新しく設置されたL-Acousticsシステムを使用することができてとても良かったと思います。合唱団用の16本のハンドマイクを含む52本のオープンマイクを使う会場で、優れたシステムは、私の仕事をとても楽にしました。私は1年に3〜5回、国立劇場でショーをミックスします。このプロダクションと、私の18年のFOHエンジニア経験の中でも、初めて会場の歪みやデッドポイントなどを気にせずに、ショーをミックスして素晴らしいサウンドを提供することに集中することができました。

このシステムについてKruger氏が最も印象に残ったのは、会場全体でのスムーズなカバレッジでした。「センタークラスタとフロントフィルは、普段問題の起きやすいエリアを円滑にします」「システムのタイムアラインメントは正確で、ロードされる間にシステムを調整する必要が全くありませんでした。 まるで「プラグ&プレイ」のパターンでした。バルコニーの下でさえ、アンダーバルコニーフィルがなくても、2つのメインハングから細部まできれいに聞こえます。数年ぶりに、この会場のFOHミックスの定位置で適切かつ正確なリファレンスを得ることができました」

そしてシステムのヘッドルームはとってもすばらしい。フライングされたサブおよびエンドファイア構成のグラウンドスタックされたサブの組み合わせで、会場での低周波数の分布を最適化できました。システム全体は使いやすくて、次のショーでそれを使用するのを楽しみにしています。