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コラム
2019/08/28

ビールとL-Acousticsはルーク・コムズの期待を裏切らない

Clemence
ブログ
2019年8月
Special Event Servicesはカントリーミュージック界で人気急上昇のスターのツアーにK1/K2システムを提供し、Soundvisionの新しい Autosolver ツールを使って各ショーのシステムを簡単に構成します

デビューアルバム『This One's for You』をリリースしてからわずか2年で、ルーク・コムズは人気が急上昇し、最初の6枚のシングルをビルボードのカントリーエアプレイチャートのナンバーワンにヒットさせた唯一のアーティストとして地位を確立しました。由緒あるグランド・オール・オプリ(Grand Ole Opry)の最新メンバーとして最近名誉を受けたノースカロライナ出身の彼は、Special Event Services (SES) のL-Acoustics K1 / K2スピーカーリグによって強化される北アメリカツアー『Beer Never Broke My Heart Tour』の間に休暇を楽しんでいます。

前半のコンサートシリーズは、3月から7月にかけて行われ、すべての会場でチケットが瞬時に売り切れたため、9月末から12月初旬にかけての29日間のツアーを追加しました。

「2019年のツアーの制作予算をまとめる際、SESのMichael BrammerさんとPAオプションについて話し合いました」とプロダウションマネージャーのJerry Slone氏は述べています。「K1/K2が予算内に収まることがわかったとき、もう迷うことはなかったのです。現在、このツアーでプロダクションマネージャーを務めていますが、FOHエンジニアとして他のアーティストと長年一緒に仕事もしているのです。実は、K1 / K2を選択した理由としてL-Acousticsに非常に慣れていることもあります。」

 ツアーのメインアレイは12台のK1の下に6台のK2で構成されています。
写真 Ⓒ David Bergman (www.DavidBergman.net)
ルーク・コムズ『Beer Never Broke My Heart』ツアーサポート:Ray Fulcher、Cody Johnson
2019年6月12日 Encore ParkのVerizon Wireless Amphitheatre (アルファレッタ、ジョージア州)

ツアーをサポートするラウドスピーカーシステムは、各側にフライングされる12台のK1の下に6台のK2ダウンフィルと、サイドごとに12台のK2によるアウトフィルアレイ、そして必要に応じて4台のARCS IIによるサイドフィルで構成されています。パワフルなローエンドは、各会場の形状に応じてさまざまな構成で配置された12台のKS28によって提供されます。3台のLA12Xアンプリファイド・コントローラーをマウントする3つのLA-RAK IIがK1およびKS28エンクロージャーを、3台のLA8をマウントする3つのLA-RAKが残りのL-Acousticsシステムをドライブします。

SESシステム・エンジニア Joe Lefebvre氏は、L-Acoustics Soundvision 3Dシミュレーションソフトウェアを使用して、各会場のシステムデザインを主導しました。「Soundvisionルームデータファイルをダウンロードできるので、できる限りショーを事前にデザインしました。Vic Wagner氏 (L-Acousticsツアーリング担当アプリケーションエンジニア)は、持っていない会場の図面を手に入れる手助けをしてくれました。ファイルを入手することで、リグの最適な配置がとてもわかりやすくなります。Soundvisionの新しいAutosolverツールは本当に素晴らしいです!さらに AutosplayおよびAutofilter機能を使用して、素晴らしい結果が得られました。これらの機能は、手間をかけずに、非常に迅速に聴衆全体を均等にカバーすることができます。FIRフィルターとAIR COMPは、特にリグの調整が簡単になりました。システムが必要な場所にエネルギーを投入し、不要な場所にはエネルギーを最小限に抑えることを可能にします。アレイから最も遠い場所にでも、並外れた明瞭度と忠実度のエクスペリエンスを提供できます。」

FOHのDiGiCo SD12デスクと新しい32ビット入力カードを搭載したSD-Rackを組み合わせることで、スピーカーシステムの セットアップとチューニングプロセスはスムーズになり、最終的にFOHエンジニア、Todd Lewis氏が毎晩素晴らしい経験をすることに貢献しました。「前半のコンサートシリーズに、多くの人々から非常に肯定的なコメントがありました。そのなかに、カントリーミュージック歌手で人気のMark Willsがいましたが、彼は目を閉じてステージ上で各楽器の位置が分かるくらい、すべてが詳細に聴こえると教えてくれました。」とLewis氏は回想します。「これより良い誉め言葉は存在するでしょうか?」

 ツアーのL-Acousticsリグは、Special Event Services によって提供されました
写真 Ⓒ 2019 David Bergman (www.DavidBergman.net)
ルーク・コムズ『Beer Never Broke My Heart』ツアーサポート:Ray Fulcher、Cody Johnson
2019年6月13日 PNC Music Pavilion (シャーロット、ノースカロライナ州)

「2016年にルークと仕事をする前は、私は主にフェスティバルばかりで、ノースカロライナ州アシュビルで開催される『オレンジ・ピール』のプロダクション・マネージャーでした。」と続いて述べます。「『ステージコーチ』などいくつかの大型フェスティバルで働くまで、L-Acousticsに出会うことは多くはありませんでした。K1 / K2を聴いた後、私はこれしかないと思いました。ルークのショーにはパワーが必要です。単なる高いSPLではなく、実際に聴衆を感動させる能力が欲しかったのです。プロダクションの音量は特に大きくありません(最大102dbA)が、積極的にやると、「私が覚えている中で最もアグレッシブなショーの1つでした」というようなコメントを受けます。はじめてシステムエンジニアにそう言われたとき、それがいい意味なのかどうか、あまり自信がありませんでした。でも今は、彼が言いたかったことと、それが非常にポジティブなコメントであったことが分ります。」

ロジスティクスの観点からも Lefebvre氏は、K1 / K2のリギングと運搬の効率性を高く評価しています。「優れたワークフローがあり、常にタイムリーにPAを立ち上げることができます」と説明します。「これは間違いなく私がこれまでに使用した中で設置と撤収が最も速いPAなので大満足です。リグの撤収は約1時間位で、十分に満足しています。また、PAのモジュラー設計は、私たちにとって非常にうまく機能するように構成できます。」

ツアーマネージャーのSlone氏も同意をしています。「構成に関係なく、忠実度が高く、カバレッジも均一であることに加えて、毎日リグの設置と撤収が容易であるため、ツアーのプロダクション・スケジュールがスケジュールどおりに進みます。このシステムはトラックにもうまく積み込めるので、時間と予算を節約できます。L-Acousticsシステムは優れたサウンドを提供します。またSR提供し優れたオーディオチームとなったSESも、利用できるツールを使用してそれぞれのショーを成功に導きました。これまですべての面でこのシステムで成功を収めましたので、『Beer Never Broke My Heart Tour』の次のコンサートシリーズで再び使用できることを楽しみにしています。」

 ルーク・コムズの『Beer Never Broke My Heart』ツアーのオーディオチーム(左から右へ):SES PA/オーディオ技術者のJeremy White、プロダクションマネージャのJerry Slone、モニターエンジニアのMichael Zuehsow、(Joey Lefebvreの代理で務めた) RFコーディネータ/オーディオ技術者のAndrew Steelman、FOHエンジニアのTodd Lewis 
写真 Ⓒ 2019 David Bergman (www.DavidBergman.net
2019年6月12日 Encore ParkのVerizon Wireless Amphitheatre (アルファレッタ、ジョージア州)


※トップ画像:写真 Ⓒ 2019 David Bergman (www.DavidBergman.net
ルーク・コムズ『Beer Never Broke My Heart』ツアーサポート:Jameson Rodgers、Lanco
2019年2月23日 John Paul Jones Arena (シャーロッツビル、バージニア州)


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