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コラム
2019/10/23

L-Acoustics KaraとA シリーズは、Magazine Londonに出演

Clemence
ブログ
スペース1の床から天井まで広がるガラス窓は、テムズ川、カナリー・ワーフ、会場のショーグランドが一望できます

2019年10月

新しい専用劇場は、ロンドンの賑やかなグリニッジ半島のコンサートや特別なイベントのために、ライダー適応性の高いテクニカル・パッケージを提供します

授賞式の晩餐会、会議、展示会や、ファッション、芸術、文化のイベントなど、あらゆる催事に対応できるマガジン・ロンドンは、イギリスの首都ならではの需要に応じるために新しくできた大規模の特設会場です。グリニッジ半島の O2アリーナのすぐ隣にあるマガジン・ロンドンは、文化活動の中心地になっています。この施設は、競合企業と一線を画すために、高品質でライダー適応性が高く、魅力的ですぐに使えるパッケージを提供できる技術インフラを備えています。これらのリソースは、コンサルタントテクニカルディレクターのサイモン・ジョーンズ氏が指定し、HD Pro Audioが提供したL-Acoustics AシリーズおよびKシリーズのPAシステムが含まれています。

 スペース2のFOHシステムは9台のKaraによる2つのL-Rハングと4台のKS28による2つの中央ハングで構成されます。
 スペース2のディレイハングは新しいAシリーズ・ミディアムスロー・ラインソースで構成されます。各側に2台のA15 WiFoと2台のKS21があります。

Vibration Groupのベンチャーであるこの会場は、シンプルな建築形態を利用できるように設計されており、クリーンで機能的なスペースを提供します。基本的に、会場は文化・商業イベントに大規模な創造的表現の手段を提供する印象的な空白のキャンバスとして考えられました。3,000平米を超える屋内フロアがあり、メインエントランスからのアクセス順で名前が付けられた2つの主要なイベントスペースに分かれています。一番広いスペース2は、1,750平米で、3,000人の立席の定員を持っています。スペース1は、875平米で最大1,750人を収容できます。野外の広いショーグラウンドは、さらに7000人を余裕で収容できます。

SJ-TPM (Simon Jones Technical Production Management) のサイモン・ジョーンズ氏は、マガジン・ロンドンの設計及び建築の段階からコンサルタント・テクニカル・ディレクターを務め、今も会場の技術業務を監督しています。彼は音響、照明、映像装置のメーカー、音響・照明デザイナー等と協力し、電源、データ配信およびCCTVから、PAや映像・照明システムに至るまで、プロジェクト全体を監督しました。

ジョーンズ氏は、イベントでマガジン・ロンドンを利用する場合の大きな利点の一つであり、選択する上で技術的検討事項の一つは、多くの会場が提供しない強固なインフラと実直なサポートであると指摘します。「目標は、クライアントが機材を借りる必要がなく、普通のレンタルで適切なレベルのインフラを提供できることです。」と説明します。「そうでないと、イベント自体のことを考える前に、£30,000を費やすことになってしまいます。これにショーパッケージを追加することになりますが、照明リグ、PA、ワイヤレス マイク、コンソール、電源とデータの配布、通信システムなどは既に用意されています。会場に着いてすぐにショーを行うことができます。」

PAにとって、2つの最も重要な要件は、スペース全体で一貫した106dBAを得ることと、そのPAと他マガジンのすべての技術的なシステムが、「最高のライダー適応力」を持つことでした。「サウンドエンジニアなら誰でも喜んで使えるシステムとメーカーでなければなりませんでした。」と、ジョーンズ氏は述べます。「L-Acousticsはよくそのリストに載っていますが、もちろん、上手く設計されたシステムでなければなりません。誰でもスピーカーを設置することができますが、訪問するサウンドエンジニアが会場のシステムを信頼できるようなシステムでなければなりません。」

ジョーンズ氏は、マガジンのオーディオパッケージ全体をイギリスのHD Pro Audioに依頼しました。「私は長年、HD Proのアンディ・ハファー氏と仕事し信頼関係を築いてきました。私たちはいくつかのシステムを試聴しましたが、その中で L-Acousticsははるかに優れていました。そのエンジニアと営業チームは、設計プロセスに真剣に取り組んで、私たちがすべてに満足し、ソリューションが完全にうまく作動することを確認するために多くの時間を割いてくれました。ハファーさんと私はL-Acoustics Soundvisionのデザインを検討し、希望に添えることを確認してからコミットしました。」

スペース2と呼ばれるメインスペースのシステムは、FOHにある9台のKara可変曲率ラインソースエンクロージャーによる2つのハングと、それぞれ2台のKS28による2つのエンドファイア・ハングで構成され、4台のLA12Xアンプリファイド・コントローラーによってドライブされます。フロントフィルとして8台のX8エンクロージャーがあり、モニターシステムはコアキシャルX12SB18サブウーハーで構成されています。ディレイハングは、新しいAシリーズ・ミディアムスロー・ラインソースで構成され、各側に2台のA15と2台のKS21からなっています。

 スペース2のFOHシステムは9台のKaraによる2つのL-Rハングと4台のKS28による2つの中央ハングで構成されます。
 モニターシステムはコアキシャルX12とSB18サブウーハーで構成されています。

小型のスペース1のシステムにも新しいAシリーズを選択し、FOHシステムとして2台のA15(WideおよびFocus1台ずつ)による4つのハングが配置されました。4台の5XTがフロントフィルとして使用され、3台のX8が中二階をカバーします。 

このシステムの強いポイントは、ハングを移動し、さまざまなスペースのレイアウト、特に要望に合わせてスペース2を大きくし再構成を可能にする柔軟性です。すべてがQSC Q-Sys 510i セントラル マトリックスプロセッサによってルーティングされます。そして会場のヤマハコンソールからDante対応オーディオを、アナログ・フォールバックを使ってAVBに変換し、LA12XとLA4Xアンプリファイド・コントローラに供給されます。ネットワーク上のオーディオ信号は、シングルモードの光ファイバ対応SFPポートを備えたLuminex GigaCore 26iスイッチのネットワークを介してQ-Sysシステムとの間でやり取りされます。光ファイバー、CAT6A、アナログオーディオ、DMXに加えNL8のスピーカーへ送る一連のカスタム パネルが、これらが接続されるために会場の周りに設置されています。ネットワーク化されたインフラには、Green Goインターカムシステムとさまざまな照明プロトコルも搭載されています。

「今回もジョーンズさんと仕事ができてうれしかったです。彼とそのクライアントが期待する技術的パフォーマンスのレベルの高さをよく知っていますので、何でも喜んで提供します。」とハファー氏は述べます。「彼はVibration Groupのために先駆的なL-Acousticsを備えた技術パッケージを備えた、信じられないほど柔軟な会場を作りました。」

マガジン・ロンドンは現在、営業を開始しており、ElrowとDesperadosが提供するビッグ・イベントであるユニークなEDMパーティ『Epic House Party』、『FIFA 20』発売パーティ、『SAP: Customer Live Experience』、OnePlus 7Tシリーズ発売イベント、および『Michael Bibi Presents Isolate』を既に開催しています。

Slackコンファレンス・イベント、World Travel Market主催の『International Travel and Tourism Awards』、および『Stylist Live LUXE』などの近日中の予定を見ると、マガジン・ロンドンが空いている日はないようです。

「マガジン・ロンドンは、そのカテゴリの会場でプロダクションの新しいベンチマークを定義します。」とハファー氏は加えて述べます。「それは長く続くでしょう。」

「適切なタイミングで建てられた適切なサイズの会場です」とジョーンズ氏は結論づけています。「これまでずっとこのような会場を探していたので、これからのロンドンではこれが必要に違いありません。」

 左から右へ:Vibration Groupクリエイティブ・ディレクターのシミオン・アルドレッド氏、サイモン・ジョーンズ氏、アンディ・ハファー氏

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