東京都 有限会社実吉サウンドデザイン様がKIVAシステムを導入されました。
5月16日から30日まで青山劇場にて公演されております、ミュージカル「絹の靴下」の現場にお邪魔しました。
今回、青山劇場のフライング金具を使用して、KIVA x12台、KILO x4台をセンタークラスターとしてフライングしています。
また、1階席、上手下手それぞれにARCS x3台、SB218 x2台を設置し会場内全てをカバーしていました。
 
あらかじめL-Acousticsのシミュレーションソフトウェア Soundvisionにて、シミュレーションを行いシステムの設置位置、KIVAのアングル角度を算出してから臨んだ仕込みは、セッティング時間の軽減にもつながり、結果再現性も非常に高い物でした。
KIVA/KILO用のパワーアンプは、DSP内蔵の4chアンプLA8を2台使用し、コントロールソフトウェアのLA Network Managerにて、モニタリングとリモートコントロールを行っていました。また、FOHに置かれたPCと第2ステージに置かれたLA8のネットワーク接続は無線LANを用いていました。



ピンマイクのハウリング・マージンも高く取れ、音色もたいへんナチュラルでした。また、生楽器の音色もとてもリアルで、ヴァイオリンの音は絶品でした。
6月4日からは、シアター・ドラマシティにて大阪公演が始まります。大阪公演はグランドスタックで行うと聞いております。
興味のある方は、「絹の靴下」ご覧になってみてはいかがでしょうか?