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コラム
2020/07/06

L-Acousticsはセント・マシューと一緒に福音を歌う

Hiroyuki Tanabe
ブログ
シャーロット市セント・マシュー・カトリック教会は、SES Integrationが設置した新しいL-Acousticsスピーカーシステムを備えています

2020年6月

SES Integrationは、米国最大のカトリック教会にKiva II システムを設置します

「メガチャーチ」(超大型教会)という言葉が、超大規模のプロテスタント教会を表現するためだけに使われている一方、ノース・カロライナ州シャーロットにあるセント・マシュー・カトリック教会は、「メガパリッシュ」(超大型教区)と呼ぶべきでしょう。現在、11,000世帯以上、40,000人以上の教区民が会員として登録されているセント・マシュー教会は、100以上のアクティブな活動を提供し、米国最大の会衆を持つカトリック教会として認知されています。

 セント・マシューは、アメリカで最大のカトリック教会区です

1996年、その増加し続ける教区民に対応するために、教会は現在毎週少なくとも8回の礼拝を行っている、2,200席の扇型のスペースを設けました。セント・マシュー教会は、2012年に分解型のクラスター設計に基づく新しいスピーカーのセットアップで教会のサウンドシステムを更新しましたが、近年、そのシステムは明瞭性と信頼性の問題が起こり、最終的に昨年末、落雷に見舞われました。

ありがたいことに、教会のプロダクションチームはすでに、近くのコンコード市にあるSES Integrationに相談し、より良い明瞭度、カバレッジ、信頼性を提供できるPAシステムに改修するようデザインを依頼しました。ウィンストン・セーラムに本社を置き、L-Acousticsのフラグシップ K1/K2アレイでルーク・コームズのようなトップアーティストのツアーをサポートするツアーリングサウンドプロバイダー Special Event Servicesの統合部門として、SES Integrationは、バランタイン地区のこのローマカトリック教会の最適な選択として、同メーカーのコンパクトなKiva IIエンクロージャを採用しました。

「Kiva IIのサイズ、重量、パフォーマンスは大きな決め手となりました。」と、SES Integrationディレクターのトレイ・ブレア(Trey Blair)氏は述べます。「教会の木造の屋根構造からアレイを吊るので、軽量で優れた垂直パターン制御を持つソリューションが必要で、Kiva IIは最適なソリューションでした。さらに、以前に複数のプロジェクトでこのシステムを使用しており、そのパフォーマンスに非常に精通していたため、このスペースでうまく機能することが経験からわかっていました。」

 Kiva IIアレイは、聖餐台の上に天井から吊られています
 Kiva IIアレイは、聖餐台の上に天井から吊られています

ブレア氏たちは、Soundvisionを用いて、3つのKiva IIアレイのモノラル構成(6台のKiva IIのツインアレイに隣接する7台のエンクロージャによる中央ハング)を特徴とする新しいシステムを設計しました。教会堂の広い客席エリアのためのローエンドは、目立たないように聖餐台の左右の白い紗幕の後ろにグラウンドスタックされた2台のKS28サブウーハーによってしっかり補強されています。フロントフィルは、ステージの両側の説教台の前面に取り付けられた2台のコンパクトなコアキシャル5XTによって提供されました。さらに合計4台のホワイトフィニッシュのKiva IIが、ディレイとしてメインハングにカバーされていない左右の奥の座席エリアの上に吊られています。システム全体は、1台のLA12Xと3台のLA4Xアンプリファイド・コントローラにて駆動・処理されています。ミキシングは、新しいAllen&Heath dLive S5000コンソールにて行われています。

 さらに、4台のKiva IIがアンダーバルコニーフィルを提供しています

Kiva IIシステムのもう1つの利点は、迅速に完結できることです。「週末の礼拝を中止することはできなかったため、プロジェクト全体を5日以内で終了させる必要がありました。」と、SES Integrationリージョナルマネージャーのアンソニー・フランプトン(Anthony Frampton)氏は回想します。「クリスマスミサの前にすべてを完了しなければなりませんでした。そのため、12月の最初の週にすべてを完結し、次の日曜日にKiva IIによる最初の礼拝が行われました。結果はとんでもない違いでした!教会堂全体を通じて一貫したカバレッジがあり、各座席に非常に明瞭なスピーチが届けられています。」

セント・マシュー教会堂のコミュニケーション・スペシャリスト兼コンテンツディレクターであるジム・アルバレス(Jim Alvarez)氏は、6年間スタッフを務め、20年近く教区に属しています。彼は、フランプトン氏と全面的に同意しています。「私は数年前からフランプトンさんとSES Integrationのクルーを知っていて、100%信頼しています。」と説明します。「教会のための最良の解決策を見つけてくれるよう頼んだとき、私は礼拝のすべての参加者に、可能な限り最も明確で鮮明な音を体験してほしいと思っていました。」

「ここは広い会場ですが、L-Acoustics スピーカーは部屋を完璧にカバーしています。すべてのミサでは、どの席に座っていても、活気に満ちた、明確で美しいサウンド体験を楽しめます。実は、何人かの教区民から『それが交換されるまで、以前のサウンドシステムがどれほど不十分だったか分かりませんでした。これは信じられないほど素晴らしい!』と言われました。私もこの新しいシステムが大好きで、美しい歌声や音楽、素敵な音でこの教会を満たすことができたことに感謝しています。」

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