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2020/12/23

L-AcousticsとJH Audio、ライブミュージックの象徴的なソニックシグネチャーを再現するプレミアムインイヤーモニターを開発

Hiroyuki Tanabe
ブログ
2020年10月
JH Audioが誇るインイヤーテクノロジーを利用するContour XOは、L-Acousticsのソニックシグネチャーを搭載した初のIEMとして、プロフェッショナルな使用にもパーソナルな使用にも最適なリスニング体験を提供します。

L-Acousticsは、パーソナルオーディオの第一弾であるJH Audioが製造する Contour XO インイヤーモニターで、世界中のプロフェッショナルやオーディオファンのリスニング体験を向上させるというミッションを強化します。

Contour XOは、プロサウンド業界を象徴する2人の出会いから生まれました。ジェリー・ハーヴィー(Jerry Harvey)氏とクリスティアン・ヘイル(Christian Heil)氏。マルチドライバーのイン・イヤー・モニターと、L-Acousticsラインソース・アレイを基にした現在のコンサートPAの2つは、プロオーディオ業界を永遠に変えたテクノロジーのパイオニアです。

JH Audioの創設者であるジェリー・ハーヴィー氏は、インイヤー体験に焦点を定めました。ステージ上でより良い音質を求めるメガスターからの要求に応え、ハーヴィー氏は初のカスタムのデュアルバランス・アーマチュア・インイヤーモニターを開発しました。需要が高まり、彼は世界をリードするカスタムのインイヤーモニターのメーカーとしての地位を確立しました。

クリスティアン・ヘイル氏によって設立されたL-Acousticsは、ライブサウンド業界に1度ならず2度までも革命を起こしました。1992年にV-DOSCラインソースアレイのWavefront Sculpture Technologyを業界にもたらし、2016年にライブイベントで史上初のオブジェクトベースのミキシングテクノロジー「L-ISA Immersive Hyperreal Sound」でアーティストとオーディエンスの繋がりを深めました。

ハーヴィー氏とヘイル氏はR&Dチームの力を結集して、L-Acousticsのサウンド・シグネーチャの周波数特性を、インイヤー・モニタリングの基準を高める10基のドライバーを搭載したプレミアム・インイヤーモニター(IEM)で再現することに成功しました。

ライブ音楽のニュアンスや感情、インパクトを再現するよう設計されているL-Acousticsのプロフェッショナル サウンドシステムは、独自の「サウンド・シグネーチャ」を備えています。ライブ音楽および舞台芸術業界の基準とされている L-Acousticsの音響特性は、自然で、ダイナミック、パワフルで、一貫性があります。Contour XOは、ステージ、ミキシングデスク、スタジオ、または移動中でも完璧なリファレンスIEMとなります。

さらに、Contour XOの開発は、現在オーディオ専門家によってベータテストされている、新しいL-ISAバイノーラル・オブジェクト・ベースのミキシングソフトウェアツールのリリースをサポートしています。

「私は、JH Audioがこのような小型エンクロージャーの中で、私たちの周波数コンターに合わせてチューニングできるという、宝石職人のような精度に感銘を受けました。」と、新しいContour XOについてクリスティアン・ヘイル氏は説明しています。「初めてプロトタイプを試したとき、気に入っているプレイリストをかけてみたのですが、すぐに気に入ってしまいました。非常にパワフルで深いローエンドのコンターと、これまでIEMで聞いたことのないハイエンドの延びがあります。その音は自然でパワフルです!最近、新しい部門であるL-Acoustics Creationsが、『コンサートを家に持ち帰ることができる』プライベート用のサウンドシステムを発売しました。このIEMは、L-Acousticsサウンドウェアラブルというコンセプトでその理念をさらに広げ、コンサートをどこにでも持ち運べるようになりました。」

ジェリー・ハーヴィー氏は、この新しいオーディオ技術の融合に満足しています。「私は何年もの間、インイヤーをL-Acoustics PAのようなサウンドにしようと努めてきました。彼らのチームが我々に協力してくれるまで、目標に近づくことができませんでした。L-AcousticsのR&Dチームは素晴らしい仕事をしてくれました!」

「初のL-Acoustics IEMでJH Audioのやる気あふれる才能あるチームと協力することは、とても刺激的な挑戦でした。私たちの共同作業の成果は、予測可能であり、かつ満足できる基準を満たすものでなければならないと考えていました」と、L-AcousticsのR&D担当エグゼクティブディレクターであるクリストフ・コンベ(Christophe Combet)氏は説明します。「テストプロセスは、エキスパートのリスニングによる最終的な承認を得るまで、再検討を繰り返す妥協のないものでした。Contour XOは、ソニックシグネチャーにポケットサイズの携帯性を実現し、世界中のL-Acoustics PAを飾るのと同じ、金色のロゴを獲得しています。」

新しく設計されたユニバーサルインイヤーモニターは、クアッドロー、デュアルミッド、クアッドハイの構成で10基のバランスド・アーマチュア型ドライバーと3ウェイ・クロスオーバーを備え、リスナーを音楽の中に没入させます。Contour XOは、フラットレスポンスより最大15 dB高い低音調整を行い、ローエンドをコントロールします。アーティスト、ミュージシャン、サウンドプロフェッショナル、オーディオ愛好家は、限定版のプレミアム・インイヤー・オーディオソリューションであるContourXOが発信する細部へのこだわりをご理解いただけることでしょう。

L-Acousticsのクリエイティブ・テクノロジーズ担当エグゼクティブディレクターのギヨーム・ルノスト(Guillaume Le Nost)氏が、IEMが同社に適したクリエイションをどのように表現しているかについて詳しく説明します。「自然で空間化されたオーディオを実現するためのオブジェクト・ベースのミキシングは、サウンドの未来だと思います。L-ISAイマーシブ・ハイパーリアル・サウンドテクノロジーの成功により、制作プロセスをさらに合理化する方法を模索するようになりました。L-ISAバイノーラル・ソフトウェアツールは、2021年初頭に発売される予定です。このL-ISAバイノーラル・ソフトウェアパッケージへの早期アクセスを、Contour XOの最初の採用者に提供できることを嬉しく思います。」

現在L-Acoustics eStoreから入手可能で、顧客はContour XOのユニバーサルフィットまたはカスタムフィットの両方のオプションから選択し、革新的なパーソナルパッケージで象徴的なL-Acousticsソニックシグネチャーを手に入れることができます。

 Contour XOは、必要なケーブルや付属品がキャリングケースの中に同梱されており、ぴったりとフィットするように複数のサイズのチップも付属しています。

 Contour XOは、L-ISAイマーシブ・ハイパーリアル・サウンド・ミキシングソフトウェアの新しいバイノーラル機能を使用するエンジニアのための理想的なツールです。

 Contour XOは、10基のバランス・アーマチュア型ドライバーと、3ウェイ・クロスオーバーを搭載したIEMであり、コンパクトなフットプリントでライブ・ミュージックのシグネチャー・サウンドを実現します。

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