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2021/01/14

ショウ・マスト・ゴー・オン!2020年はもう過去に。ライブイベントの未来に備える時が来ました

Hiroyuki Tanabe
ブログ
2020年12月
L-Acoustics からライブサウンドファミリーへのメッセージ。

2020年は世界が沈黙した一年でした。パンデミックで悲劇的に人命が奪われただけでなく、私たちのライブイベント業界は、近年で見られないほどの大災害に直面し、L-Acoustics も免れることはできませんでした。

私たちは、可能な限り従業員とパートナーを守りながら、物事の再考、創造、多様化するために一緒に協力しなければなりませんでした。

もちろん、2020年は私たちが計画した年になってくれませんでした。それは残酷で容赦なく、L-Acousticsの30年間の途切れることがなかった成長を打ち破ったのです。他の多くの会社と同様に、私たちはそれに応じて再構築しなければならなかったのです。L-Acousticsの歴史の中で初めてのことであり、大家族であることを誇りとし、従業員の幸福を第一に考えているグループにとって、特に難しい決断でした。それにもかかわらず、従業員やパートナーからの連帯、勇気、回復力、創造性の反応はまさに驚くべきものでした。

パンデミックが始まったとき、私たちは従業員とその安全に焦点を当て、すべてのオフィスで安全手順を導入し、数日のうちに300人の従業員がリモートワークを開始しました。その後、デジタルの環境に適応することで迅速にステップアップしました。ライブサウンドコミュニティに新しい学習の機会を提供するために毎日無料のウェビナーを導入し、K3で最初の世界に向けたヴァーチャル発表会を開催し、物流の距離を縮める新製品やL-Acoustics商品を個人のエンドユーザーに販売するための eStoreを立ち上げました。

パートナーの献身と創造性により、L-Acousticsのシステムは、フェスティバルや劇場のステージから、ライブストリーミングスタジオからドライブインコンサートやヴァーチャル歓声システムに至るまで、社会的距離を施したエンターテインメントの世界へと発展しました。一方、設置プロジェクトは、パンデミックによる遅延はありましたが、計画された改修工事をありがたいことに完了しました。特に、L-ISAイマーシブハイパーリアルデザインに力を注ぎ、ドジャースタジアムはSports Venue of the Yearを受賞しました。

この危機は、リスナーの体験を向上させるという当社の使命を発展させる機会にもなりました。

L-Acoustics Creationsは、コンサートを自宅で再現できる専用の住宅用サウンドシステムのデザインを提案し、プライベートな空間でライブサウンドをパワフルかつクリエイティブに体験する方法のレベルを高めました。さらに、L-Acousticsの名高いサウンド・シグネチャーをパーソナルなスケールで実現するために、才能あふれるサウンド・エンジニア・アンバサダーのサポートと、JH Audioとの共同開発によるContour XOインイヤーモニターは、「コンサートを個々で体験する」ための新しい業界のコラボレーションを展開しています。L-ISAイマーシブクリエイティブツールのベータリリースと相まって、Contour XOは、自宅でバイノーラルミックスを探求し、私たち全員が忘れかけていた、繊細でフルレンジのライブPA体験を再現するのに最適なプラットフォームになりました。
K3、M1、Aiシリーズのインストール市場にフォーカスした製品をリリースするなど、イノベーションへのコミットメントを不動のものとし、次世代製品の研究開発を続けてきました。この困難な時期に、Fast Companyから最も革新的な企業の1つとして認められ、M1の開発でAV AwardsのControl Technology of the YearやAシリーズとP1でSound&Video Contractor's Innovative Products of the Yearなどのいくつかの賞を受賞したことも励みになりました。

この一年を通して、危機とその影響は、行動を起こそうとする意欲を駆り立てました。L-Acousticsの従業員は、動いていないライブイベントコミュニティが抱える苦痛に深く共感し、自転車でチャリティーに参加したり、同業者や選挙で選ばれた議員に働きかけたり、安全な運営に関する業界会議への参加したり、イベントを開催するなどの取り組みを開始しました。私たちは企業として、業界の窮状を認識し、オフィスを赤く照らし、Crew Nation、Backup、#wemakeevents、#saveliveeventsnowをサポートするよう努めました。私たちの業界は、他よりも強力な代表を切実に必要としています。この危機が、ライブイベントを守るために、仲間との持続的な擁護と組織化につながることを願っています。

加えて、困難に遭ったクライアントの話を聞き、2021年に早期再開を支援するために、認定プロバイダーネットワークをサポートするために商取引条件を修正しました。また、すべてのクライアントとエンドユーザーに対して製品保証を12か月延長することを発表し、2020年にL-Acoustics eStoreで発生した純利益の100%を、困っている業界の仲間を支援する慈善団体に寄付することを決定しました。

ライブイベントが徐々に復活しており、アジア太平洋でのコンサートではすでに新たな息吹の兆しが見られています。ライブイベントと仮想イベントを再考する最近の取り組みは、プロサウンドコミュニティに提供するサービスとソリューションの構造を強化し続けます。

最後に、創設者兼社長のクリスティアン・ヘイル氏はライブイベントコミュニティへこう述べています。「私たちは企業として、常に前を向いており、音の未来を形作るという使命を抱き続けていきます。困難にもかかわらず、2020年の課題は実験と探求のための肥沃な大地をもたらしました。私たちは、重要な人間関係、回復力の精神、人間性、ショーを続けなければならないという決意など、この業界を支えている「無形の財産」への感謝の気持ちを高めるなど、学んだことをすべて受け継いでいます。」

 L-Acousticsのパリ本社。
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