TOP > ブログ > Dr. Phillips CenterのFrontyard Festival™はL-Acoustics を選ぶ
2021/05/21

Dr. Phillips CenterのFrontyard Festival™はL-Acoustics を選ぶ

Hiroyuki Tanabe
ブログ
2021年4月
OPAVは、2020年12月から2021年5月までの350回以上のコンサートやイベントで、オーランドのDr. Phillips CenterにK2 / Karaによるスピーカーシステムを導入しました。

フロリダの人々にとって、長年にわたって暖かい「サンシャインステート」に住むことの特典は、パンデミックの最中であっても、屋外のショーで適切にソーシャルディスタンスを取ることができれば、コンサートシーズンをやめる必要がないということです。Advent Healthによって提供されたDr.PhillipsCenterのFrontyardFestival™は、その典型的な1例です。このフェスティバルでは、Dr. Phillips Center for the Performing Artsの庭で350回以上のライブパフォーマンス、映画の上映やその他のイベントが毎日開催され、庭全体に安全な距離を取って設置されたプライベートボックスに2,000人ものゲストが着席しています。

 2,000人以上の観客が、PACの庭にあるボックス席から快適かつ安全にパフォーマンスを楽しむことができます。
OPAVは、フェスティバルのメインアレイとしてL-Acoustics K2を片側6台、Karaアレイ(写真なし)をオフステージの2つのLEDに隣接してフライングしました。

6か月に及ぶフェスティバルのすべての作品に最高の音質を提供するために、地元のSRプロバイダーであるOPAVは、L-Acoustics K2とKaraのスピーカーシステムを導入しています。Seneff Arts Plazaのメインステージとして知られるパフォーマンスエリアには、6台のK2エンクロージャーが左右にフライングされ、各アレイの下に2台のKS28サブウーハーがグランドスタックされています。さらにフロントフィルとしてダウンステージのリップに4台のKiva IIが配置されています。舞台袖に設置された2つの大型LEDには、片側6台のKaraが設置されており、幅100m、奥行85mの客席をカバーしています。LA12Xをでドライブされる、システム全体のプロセッシングとコントロールは、L-Acoustics P1とLA Network Managerによって行われます。

「K2が60Hzから20KHzまでのフルレンジであることが気に入っています。これは、オーケストラのチェロやベース、合唱、演劇、映画など、強力な低域を必要としないFrontyard Festivalの多くのショーに最適です。」と、2017年からL-Acoustics Rental Networkに加わっているOPAV社のCEOであるジェシー・ダーリン(Jesse Durlin)氏は述べます。「K2のレスポンスは高域から低域まで非常にスムーズで、単一のソースから会場全体をカバーする素晴らしいローエンドを実現しています。また、ロックやポップスのアーティストがやってきたときは、メインアレイにKS28サブウーハーを片側2台ずつ組み合わせることで、よりダイナミックな体験を実現しています。K2は、ライダー適応性の高い、あらゆるジャンルに最適なシステムです。」

OPAVプロジェクトマネージャーのタイラー・ヒグドン(Tyler Higdon)氏は、KaraのアウトフィルがメインステージのK2アレイをいかに補強しているかを高く評価しています。「中高音域では、K2とKaraそれぞれのカバーエリア間で音質や音響特性の差がありません。」と述べます。「さらに、K2の低域はKaraがカバーするエリアで驚くほどよく調和しています。このシステムは優れたスローを備えており、客席のすべてのポッドに、ディレイを必要とせず、フルレンジのサウンドを提供することができます。」

ドクター・フィリップス・センターのチームは、以前ウォルト・ディズニー・シアターでK2を使用した作品を聴いたことがあり、K2を「Frontyard Festival」に使用するというOPAVの提案をすぐに受け入れました。「Frontyard Festivalのシステムは、開催される様々なプログラムとジャンル、屋外での騒音問題を考慮して、音響的な障害を克服しつつ、屋内の劇場公演に匹敵する最高品質のサウンドを提供する能力が求められました。」と、Dr. Phillips Centerのオペレーション担当エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントであるスペンサー・トン(Spencer Tong)氏は指摘します。「私たちは、クラシック、ジャズ、ロック、オペラ、カントリー、トランスフュージョン、レゲエ、コメディ、映画、ダンス、コミュニティアート、フォーク、その他多くの芸術形式を含む、非常に幅広いパフォーマンスを主催しています。K2はそれらすべてに完璧に対応し、私たちの期待を上回りました。このシステムは屋外の会場では非常に優れた性能を発揮すると、お客様から多くの称賛の声をいただいています。また、公演中に多くのお客様がサウンドミックスのポジションに立ち寄り、エンジニアに褒め言葉をかけてくださいました」。

12月初旬から5月までの半年間、基本的にPAは設置したままのため、システムの成功の鍵の一つが、L-AcousticsのAVBプロセッサーと測定プラットフォームを使用であったことに間違いありません。「P1は、今回の導入の中で最大の資産の一つとなりました。」と、OPAVのオーディオエンジニア、ジャスティン・エヴェント(Justin Avant)氏とコルテン・モーテンセン(Colten Mortensen)氏とともに、Frontyard Festivalの多くの時間を現場で過ごしてきたヒグドン氏は、述べます。「メインシステムのコントロールにP1を使用していますが、温度や湿度の変化を補正することで、リグの音質を毎日同じように保つことができ、とても役立っています。」

「また、物理的なパッチを行うことなく、配信とFOHエンジニアへの信号供給をシームレスに切り替えることができます。 」と、彼は続けます。「P1の先進的なマトリクスにより、アンプの駆動、ビデオ・トレーラーの音声供給、フィードの録音などが可能となり、エンジニアはショーのミキシングと、L-R/フィル/サブ、またはL-R信号の供給だけを気にしていればよいのです。また、LA Network Managerでは、毎晩ゲストエンジニアごとにシステム全体の微調整を行い、ファイルを読み込むだけで、元の素晴らしいサウンド・システムに戻すこともできます。

トン氏は、OPAVとL-Acousticsシステムのおかげで、このフェスティバルは関係者全員にとって「勝利」であったと締めくくります。「OPAVは、Dr. Phillips CenterのFrontyard Festivalの成功に大きく貢献しました。」と付け加えます。「私たちのチームがこのプロジェクトを発表した最初の打ち合わせから、ジェシー・ダーリンさんと彼の一流のチームが私たちを支えてくれました。世界のほとんどの地域でライブ・エンタテインメントが休止されている中、OPAVチームはドクター・フィリップス・センターと協力して、コミュニティを活性化させ、雇用を回復し、ライブ・エンタテインメントを通じて幸せと笑顔を共有しました。」

 ドクター・フィリップス・センターのルーフトップテラスから見た観客席エリア
 ドクター・フィリップス・センターのルーフトップテラスから見た観客席エリア。


関連記事