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納入実績
2021/06/25

ワイヤード株式会社様に MIDAS HD96-24を導入いただきました

Keigo Tomita
ブログ

神奈川県を拠点にコンサートPAや録音等の企画、制作及び運営を行うワイヤード株式会社様にMIDASの最新デジタルコンソール HD96-24を導入いただきました。

HD96-24は2020年11月26日(木)東京ガーデンシアターで行なわれた人気バンドスピッツによる『スピッツ コンサート 2020 “猫ちぐらの夕べ”』に投入され、実力は実証済み。今回はそのライブでFOHを務めた島田様にHD96-24、そしてMIDASの魅力についてうかがいました。

MIDAS HD96-24

  • 最大144の同時入力チャンネル@96kHzサンプルレート
  • 120のタイムアライメント、フェイズコヒーレント・ミックスバス
  • 大型TFTディスプレイによるマルチジェスチャー・タッチスクリーンユーザーインターフェイス
  • ほか先進的機能を満載

MIDAS HD96-24の詳細とスペックはこちら

MIDASらしさがあって、全く新しい

・早速ですが、HD96-24を導入した理由を教えてください

私は長年のMIDASユーザーです。ずっと使い続けてるので、(HD96-24を)迷わず選びました。新製品が出ると発表されてから世に出るまで長い間待ちましたが、その間はYoutubeでPVを観ながらどんなものかと想像していました。2020年、COVID-19の影響で様々な予定が不安定だったころ、コンサートの予定とHD96-24の入荷時期のタイミングが偶然合ったので購入を決めました。

・偶然が重なった時期だったのですね。長年のMIDASユーザーということですが、どのくらいの間使われているのですか?

約36年間くらいです。最初に使ったのはアナログ卓のAUDITORIA(オーディトリア)。使用期間が長かったのはXL3で、次いでHeritage2000です。そのあとはデジタル環境に移行してPro6を長く使いました。その後にこのHD96-24になります。

初めてMIDASを使ってのツアーのAUDITORIAは24ch、AUX4ch。EQも3ポイントというシンプルな仕様だったのですが不足は感じませんでした。それどころか音のキャラクターに魅了されまして、以来MIDASに恋焦がれています。だからMIDAS以外のものは眼中に無かったです。

・36年間も!本当にありがとうございます。アナログ時代からずっとMIDASを使ってこられて、最新のHD96-24はいかがですか?

HD96-24は最新の機種ということで、相当な進化を遂げていると思います。使い勝手はこれまでとは違いますが、音質もすごく進化していますね。もちろんこれまで使っていたPro6もMIDASらしいすばらしい音で不満はありませんでした。でもHD96-24はさらに良くなっていますね。(筐体が)小さくなって軽くなったことも進化でしょう。実際に使ってみて、いつも通り思った以上の結果を出してくれていると思います。



・進化の象徴として大型タッチパネルによるワークフローが挙げられますが、この変化はどう思われますか?

Pro6が発売されてから年数も経っていることもあって、HD96-24はこれまでのものとは全く違う製品だと思っています。でもMIDASらしさというか、Pro6と同じ共通言語のようなものもあって、最新機種だから使いにくいということは無かったですよ。

例えば、コンピューターOSやソフトウェアがバージョンアップで使い方が変わったりするでしょう。アナログ機器が主流だった時代でも、エフェクターが新しい機種になったりメーカーが変わったりすれば使い方も変わります。そんな風に新しいものの使い方は覚えていかなければいけないし、避けて通れないところだと思います。今回HD96-24を導入してからも頭を柔らかくして取り組みましたよ。

・これまでのMIDASらしさもあるということですが、新しい機能でお気に入りのものはありますか?

HD96-24を導入してからまだ本番を1回しかしていないのでこれから使いこんでいくところなのですが… 大型タッチパネルは使いやすいです。これだけ大きいと視認性は申し分ない。チャンネルのコンプとエフェクトラックの中のマルチバンドコンプやグラフィックEQも使いやすいですね。

拡張カードで広がるシステムの可能性



・島田様はWavesを使用されていますね


はい、使っています。HD96-24の(スロットに装着している)KT-MADI(※1)がWaves SoundGridと繋がっています。コンソールにMADIカードが内蔵できるようになったというのはすごい進化ですね。

(※1)MADIカード



・もう一つのスロットのKT-AES50(AES50カード)を利用して録音もしているということですが、詳しく教えてください

ライブでマルチトラック録音をしています。以前はKLARK TEKNIK DN9696(※2)でやっていたんですが、今はDN9630(※3)を2台使って48ch分をKT-AES50(※4)に入れています。これで96kHz 48ch双方向マルチトラックで録音/再生ができます。これが内蔵のAES50カード1枚でできます。カードで増やせるというのがいいですね。外部機器も導入しやすいし、チョイスできます。

(※2)DN9696:ハードディスクレコーダー。96kHz / 24-bit、96トラックの録音/再生
(※3)DN9630:AES50 - USB 2.0 コンバータ。24双方向チャンネル@96kHz, 48双方向チャンネル@48kHz

USBオーディオIFとして使える
(※4)KT-AES50:AES50カード

コンソールと共に進化する

・「同じI/Oボックスを使っていてもHD96-24とPro2やProXでは音が違う」というレビューが海外であります。お気づきのことはありますか?

2mixで録音されたものでPro6と比べたらHD96-24は音の密度が高く感じました。「そんな気がする」というレベルではありません。これまでもPro6の音に不満は無かったのですが、同じI/Oボックス(HA)でも、HD96-24は明らかに良くなった実感があります。



・これからそういった声が日本国内からも発信されていくと思います。ソフトウェアの更新によってさらなる進化を遂げるHD96-24ですが、島田様が期待していることを教えてください


細かい要望はありますが、それはソフトウェアのバージョンアップでこれから叶えていってもらえればいいなと思います。

それよりも、こんなにも進化したコンソールなので早く自分の体になじませて阿吽の呼吸で使えるようになりたいと思っています。これからツアーが始まります。私がHD96-24に追いついて、使いこなせるようになれば、出音も進化するのではないかと期待しています。

・進化したHD96-24を手に入れた島田様自身が進化されるということですね。本日はお忙しい中ありがとうございました。



変化を受け入れること。そして機材を通して自らを進化させること。長年MIDASと共に成長を続けてきた島田様の向上心の大きさに胸を打たれたインタビューでした。これからHD96-24は日本でもFOHのスタンダードとなっていくでしょう。ユーザーの要望を巧みにくみ取り更新を続けるソフトウェアと、それの受け皿となる最新鋭のハードウェアの融合。それを実現したMIDAS HD96-24のお問い合わせやデモはお気軽に弊社営業までお問合せください。

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