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2021/12/24

L-Acousticsは、Church on the Moveに素晴らしいサウンドへの道を示す

Hiroyuki Tanabe
ブログ
オクラホマシティに本社を置くSkylark AVは、2,200席の主聖堂のために新しいL-Acousticsシステムの設計と統合を行いました。

オクラホマの最先端メガチャーチは、聖域のPAシステム改修に最先端のメガサウンドを選択し、K2スピーカーと多数のKS28サブを採用しました。


2021年11月
オクラホマ州にあるチャーチ・オン・ザ・ムーブはその名に恥じない存在です。1987年にわずか163人の礼拝者で設立された、オクラホマ州タルサで急成長してきたこの組織は、現在、2,200席のメインサンクチュアリを囲む3つのキャンパスで7,000人以上ものメンバーが崇拝しています。最近、その主要な場所で大規模なシステム改修が行われ、オクラホマシティを拠点とするL-Acoustics認定プロバイダーのSkylark AVが設計・設備した新しいK2スピーカーシステムが導入されました。

チャーチ・オン・ザ・ムーブは、その名称が示すように、どこに向かって行くのか、またどうやってそこに行くのかを理解しています。(郊外のブロークン・アローにある新しいサテライトは、この秋にL-AcousticsのPAシステムを導入しオープンする予定です。) 「教会は最初から自分たちが何を求めているかを知っていて、それはL-Acousticsでした。」とSkylark AVのプロジェクトマネージャー、スティール・ビーティ(Steele "Ninja" Beaty)氏は言います。「私たちが解決しなければならなかった唯一の問題は、どのL-Acousticsスピーカーが最も効果的かということでした。」

Skylark AVのトッド・クロムウェル(Todd "Linchpin" Cromwell)氏によると、パフォーマンス、音楽性、そしてSPLといった3つのポイントからK2が選ばれたそうです。チャーチ・オン・ザ・ムーブは、音楽に関しては現代的な教会であり、賛美の曲で音が大きくなることがよくあります。同時に、常にスピーチの明瞭度を気に掛ける必要がありました。幸いなことに、L-Acousticsでは、一方が解決すれば、もう一方も自然に解決できるのです。」

同教会の制作ディレクター、ジョナサン・バスケス(Johnathan Basquez)氏は、この2つの特性が重要だと言います。「K2システムの明快さは注目に値します。例えばマイクを持っている人が部屋の向こうにいても、すぐ隣に立っているように聞こえます。」と、システムを使った実感を語ります。「今まで聞いてきたPAシステムの中で最高の明瞭度を持つものです。」 またバスケス氏は、サウンドの一貫性を挙げています。「音楽は大音量から小音量、98dBから76dBまで変化することがありますが、決してその存在感を失うことはありません。私たちはローエンドの多いサウンドを好みますが、ボーカルもはっきり聴き取りたいのです。このシステムではそれは可能になります。実は、ステージ上のすべての楽器を聴き取ることができるのです!その鮮明さには驚かされますよ。」

 Church on the Moveのタルサのメインキャンパスに新たにK2 PAが導入されました。
片側10台のK2、3台のK1-SB、12台のKara IIがフライングされています。

Church on the Moveの新しいスピーカーシステムは、片側10台のK2を左右に配置したメインシステム、各ハングの後ろに3台のK1-SBサブのアレイと、ステージ下に8台のKS28サブをアレイにして構成されています。さらに、アウトフィルアレイとして片側12台のKara II、サイドフィルとして2台のA15iが使用されており、フロントフィルとして14台のショートスロー5XTが、見えないようにステージに組み込まれています。全システムは、L-Acoustics P1プロセッサーによって管理され、L-Acousticsエコシステムにシームレスに統合され、接続をさらに簡素化するAvnu公認のプラグアンドプレイAVBスイッチ「LS10」 5台によって接続されています。14台のLA12Xアンプリファイド・コントローラーがK2とサブを、7台のLA4XがKara IIと5XTシステムを駆動しています。

L-Acousticsの新しいシステムは教会のパフォーマンスニーズによくマッチしていますが、ビーティ氏が言うように、教会の一流の技術スタッフにもよくマッチしています。「チャーチ・オン・ザ・ムーブの技術能力は非常に高く、耐用年数を超えた以前のPAシステムを稼働させることができていたので、彼らの能力と会場のニーズに見合った新しいサウンドシステムにしなければなりませんでした。」と説明します。「彼らはコンサートレベルのPAシステムを必要としていました、それがこのシステムです。」

週末の礼拝で音響ミキシングを担当するバスケス氏は、教会の120名にも及ぶボランティア達がこの新しいサウンドシステムを楽しんでいると言います。「平日は農業を営んでいる人もいれば、会社を経営している人もいますが、全員がその違いを実感しています。しかし、面白いことに、実際には6dBも低い音量で運用しているにもかかわらず、ほとんどの人がこのシステムの音量を古いシステムよりも大きいと思っているのです。K2がもたらす臨場感が重要なのです。」

新しいPAは、教会のIEMと放送ミックスも向上させています。

Church on the Moveのメイン礼拝堂は広いのですが、このサイトのモニターと放送用の回線もFOHコンソールでミックスされており、新しいPAはそれらにも役立っています。「チャンネルストリップからEQと設定を削除することができたので、モニターミックスが劇的に改善されました。』と指摘します。「実は、ボーカリストやバンドメンバーの多くは、インイヤーサウンドでこれほどまでに『透明で響きのある自然なサウンド 』を聞いたことがないと言っています。また、放送ストリームの忠実度についても、ネット上で多くの誉め言葉をいただいています。これは、透明でうまく設計されたスピーカーとシステムが、PAの前に座っている人たちに明らかな利点を超えるものを提供できることを証明しています。」

一方、11月14日に予定されている新しいブロークンアローの新拠点の建設が完了すると、500席の講堂に合わせた印象的なサウンドシステムが導入されます。そのPAは、片側3台のA10(2台のA10 Focusと1台のA10 Wide)と各メインアレイの後ろに1台のKS21サブで構成されます。低域はさらに4台のSyva Lowと4台のSyva Subに補強される予定です。実は2018年7月から3年間、ポータブルチャーチとして存在していたブロークンアローのサウンドシステムは既にSyvaのコンポーネントで構成されていました。メインシステムは、A10 FocusとA10 Wideをそれぞれ1台ずつ使用したサイドフィルアレイで補強されています。さらに、X8がセンターフィルとして使用されており、全システムは3台のLA4Xと1台のLA12Xにてドライブされています。

「あの部屋は高さが約5メートルしかないので、ステージの高さを考えてSyva Lowsが選ばれました。」と、クロムウェル氏は、説明します。プロジェクトはタルサに本社を置くDC Proが請け負い、Skylark AVからシステム設計とコンポーネントを購入したと加えます。「チャーチ・オン・ザ・ムーブは、どの会場でも一貫した音質を提供できる機材で、最先端のサウンドを維持したいと考えています。まさに、L-Acousticsスピーカーならではの特徴です。」

K2アレイをフライングする準備をしているSkylark AVチーム。
システムは、L-Acoustics Soundvisionで設計され、モデル化されました。

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