岐阜県瑞穂市の有限会社ハイ・ポジション様に、L-Acoustics「Kiva /SB15m」を導入いただきました。

この度、ハイ・ポジション様が音響をご担当された、2016年8月6日(土)に岐阜県岐阜市の長良川にて行われた「第71回 全国花火大会」の現場にお邪魔させていただきました。花火打ち上げ数は、約3万発、総観覧者数は約40万人と大規模な岐阜県を代表する花火大会です。

今回、ハイポジション代表取締役 林 繁良様にインタビューさせていただきました。

◆ Kivaを導入していただけた経緯をお聞かせください。

弊社は、国の補助事業「ものづくり補助金」にチャレンジ致しました。ラインアレイを導入して弊社スタジオで研究している立体音響を外の会場で再現再生するというプロジェクトで「ものづくり補助金」の交付を受けることが出来ました。その肝になるラインアレイの選定の部分で、各メーカーに協力をお願いし、デモをさせて頂きました。弊社の求める、立体音響を再生する繊細な音質はどのメーカーよりも「L-Acoustics」は優れていました。KivaかKaraかの2選択で大変迷いましたが、地方(岐阜)で営業させて頂いておりまして、仕事の規模が小中ホール500名前後の仕事がもっとも多く、一人現場も多々あります。せっかく導入して稼働率を高めたいとの思いから、Kivaに決めました。

◆ 実際、Kiva導入後の感想や、また変化したことがあればお聞かせください。

特筆すべきは、Kivaの想像以上の機動力と音質の良さです。まず、音質の良さは、話すより聞くがやすしで、イベント会場に来客で来ていたクライアント様から問合せが数件あり、新規での仕事が増えました。また、スタックの容易さ(重量の軽さ)から、仕込み時間が大幅に短縮できるようになりタイトなスケジュールの仕事も簡単にこなす様になりました。音響業務の労働力が低減したと同時にクライアントからの信頼度が増幅したことは間違いありません。ギャランティーに対する演出もスピーカーを変えることなく、Kivaの物量で操作できるので明確で単純。業務自体が楽になりました。

最後に、今回の長良川花火大会の音響チーフをご担当されました、清水祐範様にお話を伺いました。

◆ 今回の花火大会で、Kiva、Karaを使用された評価をお聞かせください。

オーディエンスエリア全長700mくらいに約6万人の観衆が集まり、アナウンスとミュージックを響かせるという毎年恒例の花火大会でした。一番重要視していた特別観覧席と呼ばれる幅167mあるエリアへ効率良く音を届けることでした。

今年はセッティングを変えまして有限会社エボ様よりお借りしたKaraシステムを特別観覧席の両端に設置した2m高のイントレに積み、真ん中の83,5mの位置にディレイスピーカーを立て位相を合わせて、拡声することを考えました。Kivaシステムは一般客向けにセットし、ロングスローの広いエリアカバーでたくさんの観衆の耳に届かせることができました。

L-Acoustics「Soundvision」でシミュレーションした通り音圧の保証を獲得できたことと、どこに居ても明瞭に聞こえたというお声を頂くことができました。

会社紹介

ハイ・ポジション様は、東海地方を中心とした、(音響・音声・スタジオ・楽曲製作)など音に関わる総合プロデュース会社です。「Kiva・SB15m」のレンタルの際は、是非ご連絡をお願い致します。


有限会社 ハイ・ポジション
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