2007年7月にL-Acoustics KIVA Systemを導入いただきました、札幌市の株式会社ケイズ・サウンド・クリエイト様の現場から、3つのレポートをお届けします。



チェンイー ザ・レジェンド オブ カンフー

2007年の札幌公演を皮切りに、仙台・大阪・福岡と現在もツアーが続く、世界初のカンフーミュージカルです。来年は、東京・新潟公演の予定もあるそうです。
華麗で強靭なカンフー武術に、バレエの要素も取り入れた質の高いダンスが融合された作品で、この作品のために中国13省とモンゴルから集められたカンフー武術者とダンサー、アクロバット専門家など少年5名を含む総勢60名により構成されているそうです。
このミュージカルに、L-Acoustics KIVAx18,KILOx6,SB118x8,LA4x6が使用さていました。お邪魔したのは、仙台サンプラザでしたが、3階席まで明瞭感ある、パワフルなサウンドが、鳴り響いておりました。
大阪公演は、9月28・29・30日 尼崎アルカイックホール。福岡公演は、10月5・6・7日 福岡市民会館の予定です。カンフーファンから、ミュージカルファンまで、あらゆる方々にお楽しみいただける公演です。

外抜け用のシステムはありませんでしたが、エリアはしっかりカバーされていました   このアレーで重量は、たった180kg!!   垂直にスタックされたSB118。カップリングでかなりの音圧が感じられました



サッポロ・シティ・ジャズ

2007年7月21日から8月5日に札幌市で開催されたイベント「サッポロ・シティ・ジャズ」。中島公園会場に設置されたドーム型の仮設テント「ホワイトロック」で、KIVAシステムが使用されました。ドーム型のテントにも関わらず、反射音の少ないすっきりとした再生が行えたようでした。
使用台数:KIVAx18 / KILOx6 / SB118x8 / LA4x6

ドーム型にも関わらず少ない反射   イントレの狭い面がフロントで、2アレーが収まります!!

Jアレーできれいにエリアカバー   KIVA 9本で117kg、KILO 3本で57kg   コンパクトで収まりのいいSB118



札幌コンサートホール Kitara

2007年7月に、札幌コンサートホール Kitara様で開催されたコンサートの現場写真です。フライングバンパーを再下段に置くことにより、グランドスタックも可能。KIVAは1台13kgなので、スタッキングの作業も簡単に行えます。
残響の多いホールですが、狙った方向のみエリアカバーをしない性質を利用して、反射による残響の少ない再生が行えていたようです。
使用台数:KIVAx12 / KILOx4 / SB118x4 / LA4x4

Front   Side   Rear