フランス、マルクシ ー 2018年3月 

L-AcousticsのP1プロセッサは、フロントエンドプロセッサ、オーディオブリッジ、信号分配、システム測定/チューニング機能を堅牢なパッケージに組み込んだ便利でユニークな3in1ユニットです。P1は、1台のハードウェアでシステムのデプロイと最適化における複雑な負荷量の多いタスクを扱い、LA Network Managerソフトウェア・プラットフォームに完全に統合します。 

世界中のL-Acoustics キー・パートナーによってテストされたP1は、今年6月に発売される予定です。3Dアコースティック・デザイン・プログラム「Soundvision」とシステム・コントロール・ソフトウェア「LA Network Manager」には、新機能を含む強力な最適化ツールも追加されます。

いち早く導入を決めたSolotechは、ラスベガスのMGMグランドで行われたメイシーズの企業リーダーの祝典、モントリオールのBell Center ArenaのOSQ Amplifiéのパフォーマンスなど、様々なスペシャルイベントでP1プロセッサーをテストしました。Solotechのシステム技術者、Patrice Lavoieは次のように述べています。「P1は直感的に使用でき、使い慣れたソフトウェアプラットフォームを使用してシステムを制御するだけで、仕事が楽になります。」「全体的に、P1はシステムの音質を高め、ギヤ負荷を軽減させました」。

EQ、ディレイ及びダイナミックスを備えたシグナルプロセッサとして、優れたA/D変換を提供する4アナログライン入力は最高の音質を保証します。1Uのラックスペースに20入力と16出力を統合して、AVB、AES/EBUおよびアナログオーディオをマトリックス、ブリッジ、分配することができます。また、ボタンをクリックするだけで、タイムアライメントされたリダンダント信号分配はアーチファクトのないサウンドを保証します。次期 LA Network Manager 3.0のリリースでは、P1の4つのマイクプリアンプを使用して、すべてのシステム・パラメータに対応できるアナライザを作成します。この技術はノイズなしでシステムチューニングを可能にします。

Black Box Musicシステム・エンジニアのOliver Deckerはノルウェーのミュージシャン Marcus&Martinusとツアーし、特に入力の多様性を高く評価しました。「私は複数のコンソールをマトリックスミックスし、AVB、AES、アナログをLA12Xアンプリファイドコントローラへ分配しました」と述べました。「P1のオートマチック・タイムアラインメントの柔軟性は、信号分配プロセスを簡単にします。」

P1はProlight + Soundのホール3「Kontrast Room」にて紹介されます。L-acousticsは、ホール3.1のC11ブースでプレゼンテーションを行います。

LA Network Manager 3.0は2018年末までにリリースされる予定です。