2018年11月

L-ISAはChildish Gambinoの『This Is America Tour』に壮大なサウンド・スケープを提供しました。Childish Gambinoの最後のツアーにもかかわらず、Donald Gloverは豊富な独創力は尽きることはありません。プロデューサー、ディレクター、作家、コメディアン、DJ、レコーディング アーティスト、ライブ・パフォーマーとして、この多彩な才能の持ち主は絶好調。雑誌『Variety』によれば、「Donald Gloverは多彩なプロジェクトに取り込んでいる多能の天才は言うまでもなく、音楽アーティストのトップを走っている」と評されています。

現代の最も重要なアーティストの1人として、エミー賞およびグラミー賞を受賞した彼は、常に創造性を追求しており、それは芸術の表現方法にも現れます。2018年の北アメリカツアーで使用されたL-ISA Hyperreal Soundテクノロジーは、その証になります。

Childish Gambinoのツアー・ディレクター、Christian Coffeyは、Run The Jewelsのツアー・ディレクターも務めています。彼は、ヒップホップのデュオが2018年初めに北米で行われたLordeの『Melodrama Tour』に出演した時、初めてL-ISAを体験しました。

「Lordeのツアーは信じられないほど完璧でイマーシブでした」とCoffeyは説明します。「Childish GambinoのマネージメントチームもLordeのStaples’ Centerのショーを実際に聴き、私と同じように感じたために議論が始まったのです。皆が『従来のアリーナ・ショーと違う、イマーシブな体験を提供したい』と思い、L-ISAシステムが最適なソリューションではないかと思いました」。

このツアーの売り切れた20,000席のアリーナにサウンド・パノラマを広げ、3D感覚を高めるために、Britannia Rowに提供されたL-ISAシーン・システムは15台のK2による3つの中央ハングと、各側にフライングされた21台のKaraアレイで構成されました。より広い水平指向性を得るために、拡張システムとしてシーン・システムの外側に15台のKaraによる4つのアレイが追加フライングされました。また、13台のK2の2つのアレイがアウトフィルを提供しました。

低域カバレッジは、主に中央にカーディオイド構成でフライングされた8台のKS28による2つのハングによって提供され、低域を補強したグラウンドスタックの追加8台のKS28はニアフィルドをカバーしました。6台のKaraがステージリップでフロントフィルを提供し、システム全体はLA-RAK IIツアーラックに収容されたLA12Xアンプリファイド・コントローラーによってドライブされました。

疑いなく全盛期にあるDonald Gloverも、エンターテイメントのプレスによって文化を定義する「芸術作品」と「宗教的な体験」の両方として絶賛された『This Is America Tour』も、見過ごされることはありませんでした。メリーランド大学の『Diamondback紙』によると、「大規模な会場にもかかわらず、パフォーマンスはとても親密に感じられて、完全にイマーシブなショーでした」。また、ボストンのWRBBradio.comによると、「そのショーでは、約20,000人の観客は自分より何か大きなものの一部となり、一体化しました。両手を挙げていたオーディエンスの私たちは、低音に体が震え、真につながりを感じることができました。」NJ.comによると、「キャットウォークの両側のピットには、6ピースのバンドが隠れていましたが、ほとんどのヒップホップショーと違って、実際にその場所から聴こえていました。」『Philadelphia Inquirer』の記者、Dan DeLucaは、「U2、Radiohead、Elton Johnなど、様々なショーを見てきましたが、2018年の夏の最高のショーだった。」と述べています。「もし、もう一度聴けるとしたらどれかと聞かれたら、間違いなく『This Is America Tour』でしょう。」

「L-ISAシステムには、ライブ・コンサートのダイナミックとパノラマを全体的により優れたものにする性能があります。」と、Coffeyは指摘しています。「そのシステムは本当に様々なショーやセットアップでエクスペリエンスを強化、向上させます。」また、Coffeyは舞台裏の技術者を賞賛しました。「L-Acousticsのサポートが非常に良好でした。彼らは、ショーを成功させるために支援を惜しみませでした。」


ツアーの詳細については、www.childishgambino.com をご参照下さい。

Britannia Rowの詳細については、www.britanniarow.com をご覧下さい。