2020年9月
カロリーナ・アントン(Carolina Antón)、キム・ワトソン(Kim Watson)、エル・アッシュウッド(El Ashwood)は、L-Acousticsトレーニングコースの助成金を授与されました

L-Acousticsは最近、教育への取り組みを深めていくためにSoundGirlsとのパートナーシップを発表し、オーディオ業界で働く女性をサポートする年間トレーニング助成プログラムを開始しました。SoundGirls のメンバーから提出された多数の応募書類を審査した結果、、L-Acousticsは2020年のSoundGirlsトレーニング助成金の3人の受賞者を発表しました。カロリーナ・アントン(Carolina Antón)氏はL-ISA助成金を、キム・ワトソン(Kim Watson)氏は上級者助成金を、エイリネッド・アッシュウッド(Eluned “El” Ashwood)氏は初級者助成金を獲得しました。

「これらのトレーニング助成金に関してSoundGirlsの皆さんから寄せられた関心と反応に圧倒されました。」とL-Acousticsのエティエンヌ・コルティール(Etienne Corteel)氏は述べています。「各候補者は、経歴書と助成金を申請する理由とその使いみちについて2つのレポートを提出しました。SoundGirlsの役員会は、このような適任者の中から受賞者を3人に絞ることに苦労しましたが、カロリーナさん、キムさん、エイリネッドさんの3人は皆、卓越したオーディオを追求する意欲と熱意を明確に示し、この業界に変化をもたらすチャンピオンだと感じました。」

L-ISA助成金受領者に選ばれた、メキシコシティ出身のカロリーナ・アントン氏は、3日間のL-ISAトレーニングに参加し、システムエンジニア向けの「System」またはミキシング・エンジニア向けの「Mixing」の2つのコースのいずれかをを受ける予定です。Kool & The Gang、Gloria Gaynor、Natalia Lafourcade、MexFutura、Mon Laferte、Leon Larreguiなど20以上のアーティストのツアーでFOHやモニターエンジニアとして活躍してきた彼女は、没入感のあるライブミックスやシステムデザインに情熱と経験を持っています。

システム技術者、モニターエンジニア、FOHエンジニアとして20年にわたり活躍してきたイギリスのニューカッスル・アポン・タインを拠点とするキム・ワトソン氏は、上級者助成金を受領し、メーカーのレベル2可変曲率ラインソースとラウドスピーカーシステムキャリブレーションのモジュールを受講し、Kシステムエンジニア(KSE)の資格を取得する予定です。The SubwaysのモニターエンジニアやBlondieのシステム・フライテックとしてツアーに参加したワトソン氏は、レベル2のトレーニングに備えてレベル1コースの4つのモジュールを修了しました。

初級者助成金の一環として7月にL-Acoustics システム基礎講座のオンラインセッションを修了したばかりの英国マンチェスター出身のエイリネッド・アッシュウッド氏は、2つのKシリーズモジュール(K1、K2、Kara、Kiva II)を受講した後、まもなくレベル1コースを終了し、システムテクニシャンの正式なステータスを取得する予定です。アッシュウッド氏は、SSE Audio GroupやWigwam Acousticsとの数多くのフェスティバル・テック・ギグ、マンチェスターのRoyal Exchange Theatreでの多数のオーディオ・アシスタント、Lionel RichieのUKツアーでのステージ/PAテックなどの経歴があります。


「コンサートサウンドのリーダーの一つとして認められているL-Acoustics社と協力して、このような助成金をメンバーに提供できることをとても嬉しく思います。」と、SoundGirlsの共同設立者であるカリー・キーズ(Karrie Keyes)氏は述べています。「L-Acousticsは革新性と卓越したデザインに専念しており、現在では業界の多様化を支援するリーダーとなっています。」

「この毎年恒例の助成金プログラムを立ち上げ、オーディオ業界で女性の育成と活動を支援するというSoundGirlsの使命を達成するために積極的な一歩を踏み出すことで、SoundGirlsのコミュニティとパートナーを組むことができたことを光栄に思います。」とコルティール氏は締めくくります。「私たちは、L-Acousticsファミリーの3人の新しいメンバーがこれまでに成し遂げたことを誇りに思い、彼らの功績を称えることを楽しみにしています。」