TETRAS合同会社がSENNHEISER Digital 6000シリーズを導入
東京都杉並区にて、音響を中心としたライブステージの総合的な事業を営む「TETRAS合同会社」に、Sennheiser Digital 6000シリーズおよびMM 445マイクカプセルを納入いたしました。
Digital 6000シリーズ
Sennheiserデジタルワイヤレスのフラッグシップ「Digital 9000」シリーズの高音質とRF技術を継承した、TVホワイトスペース帯対応のデジタル・ワイヤレスシステムです。
- 相互変調歪み(IMD)を理論上排除する「等間隔グリッド」により、過密な周波数帯域でも計算不要で多チャンネルの超安定運用を実現。
- 高品位な「LR(Long Range)モード」に加え、チャンネル密度を2倍に高める「LD(Link Density)モード」を搭載し、現場の規模に応じた柔軟な運用に対応。
- 244MHzに及ぶ広範なスイッチング帯域をカバーし、ツアー先の異なるホワイトスペース事情に1台のレシーバーで即座に適応。
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MM 445 ダイナミックマイクカプセル
ハイリジェクション・スーパーカーディオイド特性を採用し、圧倒的な音かぶりの少なさを実現。洗練されたアコースティックチューニングと軽量なアルミニウム銅ボイスコイルにより、トランジェント応答性に優れ、ボーカルのプレゼンスを格段に向上させます。
現場写真とレビュー

TETRAS合同会社(以下、TETRAS)は、音響、レコーディング、映像事業を手広く手掛け、今後は楽器テクニシャン事業の展開も準備中という将来性あふれる企業です。ライブ音響の現場で使用された、Digital 6000シリーズの手応えについて、代表の清水 宏晃氏にうかがいました。TETRAS合同会社が手掛けるアーティストの現場写真と共にお楽しみください。
今回TETRASに導入されたDigital 6000シリーズは4波分。清水氏が知人からSennheiser製品のデモ機を紹介されたことが、同社のワイヤレスシステムに初めて触れるきっかけだったと言います。

まずはマイクカプセルについて。TETRASが選択したのは、”ハイリジェクション・スーパーカーディオイド”のピックアップパターンを持つ「MM 445」でした。清水氏は開口一番「MM 445は解像度が高く、非常にクリアな印象です」と評価しました。続けて「以前から気になっていたモデルです。指向性が極めて狭いため、他楽器の音かぶりが少ない点が最大の魅力ですね」と語ります。

写真提供:TETRAS合同会社
「例えば大音量のバンド現場において、他社製品を使用した場合よりもフェーダーをしっかり上げ切ることができます」と清水氏。
(※編集部注:音かぶりが多いマイクの場合、ボーカルの音量を上げようとすると、背後のドラム音や環境ノイズまで増幅されてしまう問題がある。)
「MM 445の特性は、声量がそれほど大きくないボーカリストがフロントに立つバンド現場で絶大な効果を発揮します。バンド全体の音圧や迫力を抑え込むことなく、ボーカルだけを明瞭に前へ出すことができるのです」
さらに清水氏は、近年増加しているアイドルグループのライブにおける使用感についても言及しました。

写真提供:TETRAS合同会社
「アイドルのライブでは、客席に降りていくパフォーマンスが増えています。MM 445は周囲の音を拾いにくいため、PAスピーカーに近づくような状況でも、マイクの近くで歌ってくれさえすればステージ上とほぼ変わらない音質・バランスで集音できます。歌手の技術はもちろんですが、マイクの物理的な性能がパフォーマンスの自由度に直結する重要な要素だと実感しています」

写真提供:TETRAS合同会社
他社製品と比較して「ハンドヘルド送信機(SKM 6000)のボディが少し重いのでは?」という評価について、清水氏が実際に某アイドルグループのメンバーにヒアリングしたところ、「全く問題ない」との回答を得たそうです。
これについて清水氏は「たしかに重量の数値だけを見れば他社製より重いかもしれませんが、重心のバランスが緻密に設計されているため、体感として非常に持ちやすいのだと思います」と推察します。
清水氏は今後のシステム拡張として、定番カプセルであるMMD 935-1の追加も視野に入れています。
「MMD 935-1は現場で使用されている方が多く、非常に興味があります。シンガーには『常にオンマイクで歌うタイプ』と『マイクと口の距離をコントロールして表現するタイプ』がいます。歌い方のスタイルや声質に合わせて、特性の異なるマイクカプセルを2パターン用意できれば理想的ですね。弊社のDigital 6000はレンタル機材としても稼働していますが、その際にも『935のカプセルを使いたい』というご要望をいただくことがあります」

また、Digital 6000の強みである「超安定的なRF運用」についても、アンテナと組み合わせて運用することで受信状況は極めて良好とのこと。納品時のゼンハイザージャパン担当者によるレクチャーの効果もあり、「今は電波のトラブルを気にすることなく、音響の仕事そのものに完全に没頭できています」と清水氏は笑顔で語ってくれました。
最後に、TETRASの今後の展望をうかがいました。
「将来的には照明事業も手掛けることで、ライブイベントのテクニカル要件をワンストップで丸ごと受けられる体制を構築したいと考えています」
盤石のRF環境とクリアな音質を約束するDigital 6000システムと圧倒的な解像度とするどい指向性でボーカルを捉えるMM 445は、次なるステージへと向かうTETRASの挑戦を、技術の根底から力強く支えていくことでしょう。

TETRAS合同会社 代表 清水 宏晃氏
TETRAS合同会社
https://tetrasinc.com/
〒168-0061 東京都杉並区大宮2-6-10 毛塚ビル1F




























