Syvaのモジュラーデザイン、フィードバックなく取れる高いゲイン、スマートなフォルムとそのパワーは、この礼拝所の複雑な問題を最適に解決しました

2019年9月

ミシガン州ハドソンビルの教会に以前のサウンドシステムが設置されていたとき、エヴァーグリーン・ミニストリーズはその従来のシステムを信頼していました。しかし、残響の問題を発生させる金属構造の中規模の四角い建物にある礼拝所では、スピーチと音楽の明瞭度の問題を常に抱えていました。「教会には非常に典型的なPAがフライングされていましたが、実際にはこのようなスペースに適していませんでした。」とミシガン州ホーランドに本社を置くAVシステムインテグレーター「Parkway Electric & Communications」のデザイン/セールスエンジニアのトッド・ビリン氏は回想して言います。当社は、礼拝所でサウンドとビデオのデザインに携わってきた長い歴史を持っています。

ソリューションは、エヴァ―グリーン・ミニストリーズのような550席の中規模の会場に最適な、スリムなL-Acoustics Syvaコリニアソース・システムの形で提供されました。Parkwayによって設計・設置されたSyvaシステムは、半月形のステージの両側に1組のSyvaとSyva Lowエンクロージャ、ステージの下に設置された4台のSyva Subを左右に2台ずつ備えています。さらに、L-Acoustics X12ショートスロースピーカーは、スピーチ明瞭度を高めるためにステージの中央の上にフライングされて、4台の超小型の5XTがフロントフィルとしてステージのリップ全体に配置されています。システム全体は、3台のL-Acoustics LA4Xアンプリファイド・コントローラーによってドライブされます。

 
 

ビリン氏によると、Syvaシステムは、残響空間に起因する音声の明瞭度の問題を解決しただけでなく、教会の礼拝音楽に忠実度の高いサウンドシステムを提供しました。「特に、Syva SubとSyva Lowは、集会で今まで体験したことのなかったパワーのあるローエンドを提供しました。

またSyvaは、教会がずっと認識していなかった別の問題を解決しました。「古いサウンドシステムは視線の問題が発生しないようにすべてのコンポーネントがフライングされなければなりませんでしたが、それは必ずしもサウンドにとって最適な構成ではありませんでした。」と彼は説明します。一方、Syvaシステムは、サウンドをステージレベルに下げ、さらに崇拝者の集中力を高めました。「前は、サウンドは一体化していなかったし、ステージから聞こえている気もしませんでした。」 「今は、ステージからの音は、ステージで行われていることに関連しています。エンゲージメント・レベルが飛躍的に向上しました。」

エヴァ―グリーン・ミニストリーズの運営と礼拝のディレクターであるアダム・ロッカー氏は、Syvaシステムが実際にミサ中の集中力を高めた上に、彼と会衆は新しいサウンドシステムの設置に非常に満足していると言います。しかし、不安がなかったわけではありません。「Syvaシステムは、音質も見た目も、とても素晴らしいです。」と述べます。「しかし、以前は、ロックコンサート型の大きなPAシステムを天井に設置していたので、Syvaのようなもので本当に同じパワーを提供できるのかと少し疑問に思われていました。でも、実際に非常に高い音質と存在感がそれを実証します。こんなにスリムで洗練されたものが、このようなカバレッジを提供できることに驚きました。」

さらに、ビリン氏によると、Syvaのフィードバックが起こるまでに得られるその優れたゲイン特性により、ボーカリストが教会のステージの前に立つことを可能にするとのことです。「また、インイヤーモニターの使用と組み合わせることで、歌手やミュージシャンがステージ上のサウンドをはっきりと聞き取れるようになりました。」と言います。「これらすべてが、座席に座っている聴衆とのつながりを大いに高めています。Syvaはエヴァ―グリーン・ミニストリズのサウンドを劇的に改善しました。」