プリンセス・クルーズは、2隻の客船にL-ISA Immersive Hyperrealサウンドを配置します。イマーシブ型オーディオ技術の新しい波が初めて海上に採用されます。

2019年7月

『ダイヤモンド・プリンセス』と『サン・プリンセス』の2隻のプリンセス・クルーズ船が、ライブサウンドへの新しいアプローチでエンターテイメント・イベントを大幅にアップグレードし、L-ISA Hyperreal SoundImmersive Hyperreal Soundの体験を船客にもたらしました。

プリンセス・クルーズは、その船のSRを新しいレベルに引き上げることを決定し、L-AcousticsのL-ISAシステムをNorwest Productionsに依頼しました。

L-ISAは、音源の配置を使用して空間化を実現する、オブジェクトベースによるイマーシブ型サウンドテクノロジです。カスタマイズ可能なハイパーリアル・ライブサウンドフィールドから完全なイマーシブ型360°サウンドデザインまで、あらゆるものを可能にします。個々のオーディオ オブジェクトやチャンネルを独立してパンニングしたり、サウンドスケープのどこにでも配置できます。主なコンポーネントは、ラウドスピーカーシステム、L-ISAプロセッサL-ISAコントローラです。L-ISAコントローラは、3Dミキシング空間内のすべてのサウンドオブジェクトの定位、移動、および視覚化をリアルタイムで処理するソフトウェアパッケージです。


ゲストに優れた体験を提供することを目標としているプリンセス・クルーズのエンターテイメント・エクスペリエンス部門は、ライブパフォーマンスのオーディエンスが映画、ゲーム、VRなど他の環境でイマーシブ型テクノロジーを目にするようになっていることに着目し、イマーシブ型ライブサウンドを検討しはじめました。「ゲストの体験を新しいレベルに持ち上げることが、私たちの最優先事項です」と、プリンセス・クルーズのプロダクションおよびプロジェクト担当ディレクター、マーク・サイモンズ氏は述べています。

L-ISAの最初のデモは、カリフォルニア州ウェストレイクビレッジにあるL-Acousticsの米国オフィスのL-ISA専用デモルームで行われました。プリンセス・クルーズは、この技術がパフォーマンスのサウンドをより鮮やかで自然なものに仕上げ、観客とパフォーマンスとのつながりを強化することに役立つことに気が付きました。L-Acoustics L-ISAシステムの依頼は、ラスベガスで開催されたInfoComm 2018トレードショーで他のメーカーとシステムを比較してから決断されました。左から右へのスムーズなパンニングに加えて、距離感の調節によってオブジェクトの空間化を可能にするL-ISAの能力が他の選択肢から際立っていたことが理由でした。プリンセス・クルーズは、このテクノロジによって、観客がステージ上で行われているパフォーマンスの中心にいる感覚を与えることができることを理解しました。

 
 

『サン・プリンセス』と『ダイヤモンド・プリンセス』のフロントシーン・システムとして、ステージの横幅全体に6台のKiva IIウルトラコンパクト・モジュラーラインソーススピーカーによる5つのアレイが設置されました。これらは、パノラマを広げるためにARCS WiFoキャビネットによる拡張システムと2台のSB18サブウーハーで補強されています。

『ダイヤモンド・プリンセス』のシステムは、12台のX8エンクロージャによるサラウンドシステムの構築でさらに完璧なイマーション感を作ります。『サン・プリンセス』のシステムは2018年8月に、『ダイヤモンド・プリンセス』のシステムは2019年の初めに設置されました。

両方の劇場で得られた結果は驚くべきものです。現在、ウェストエンドとブロードウェイのプロダクションとイマーションのレベルで匹敵するサウンドで観客を包み込んでいます。「私たちはL-ISA技術を船に搭載する世界初のクルーズラインであることを誇りに思います。」とSimons氏は結論として述べます。「ワールドクラスのイベント、会場、アーティストが現在使用しているこの変革的なオーディオ技術の導入は、お客様を驚かせ喜ばせるための当社の揺るぎないコミットメントを強調しています。」