2018年6月
L-ISAソースコントロールは、人気のVENUE | S6LおよびPro Toolsと一体化

ラスベガス、ネバダ州 – 2018年6月 – InfoComm –
L-Acousticsは、Avidの有名なVENUE | S6LコンソールのコントロールサーフェスのためのL-ISAソースコントロールプラグインのAAX DSP版の開発を発表しました。これにより、サウンドエンジニアは使い慣れたワークフローを保ちながら、より幅広くなったコンソールレンジで簡単かつ直感的にイマーシブ環境を取り扱うことができます。

L-AcousticsのL-ISAエコシステムは、あらゆる段階で多次元のオーディオプロジェクトを処理できる包括的なツールチェーンで構成されています。S6L用のL-ISAプラグインを使用すると、パン、幅、奥行き、エレベーション、指定したAUXセンドなど、すべての「ソースオブジェクト」コントロールにアクセスすることができ、L-ISAのすべてのパラメータをコンソールのスナップショット・エンジンに保存したり、他のコンソール・パラメータと同様にリコールしたりすることができます。この統合により、ショウのポータビリティとライブ・インタラクションの面で、多くの利点をもたらします。また、スピーカーのレイアウトも、ミックスの空間特性を維持しながら簡単に変更でき、適応させることができます。

L-ISAのAAX DSPプラグインに加えて、AAXネイティブプラグインを介して、L-ISAをPro Toolsに統合することができます。こうして、サウンドデザインとその他のアプリケーションのために、Pro Tools環境でL-ISAの96入力マルチチャンネルのミキシング機能を発揮することができます。

「L-ISAソースコントロールAAX DSPプラグインにより、エンジニアはL-ISAミックスをS6Lコンソールから直接コントロールすることができます。」と、R&D L-ISAディレクタのGuillaume Le Nostは述べています。「これにより、サウンドエンジニアは、使い慣れたワークフローと1つのインターフェイスを使用して、前面のレイアウトからサラウンドや3Dまで、さまざまなスピーカー構成に対して、オブジェクトベースのミックスを簡単かつ直観的に取り扱うことができます。」

「観客を引き込むために、イマーシブオーディオとサラウンドサウンドを利用しているツアーやミュージカルが多くなっているため、ライブサウンドエンジニアは、より複雑になったオーディオスペースの簡単かつ直観的に取り扱う方法を必要としています。」と、Avidのライブ・システム・プロダクトマネージメント・ディレクタを務めているAl McKinnaは言っています。「L-Acousticsと他Avidの開発パートナーの提供するこの新しいプラグインは、イマーシブミキシングのための最もエレガントで、完全に統合された最新のソリューションを提供することにより、ユーザーはイマーシブオーディオソリューションを手元でコントロールすることができ、これらの新しいフォーマットでミックスするために、パワフルで新しいツールにアクセスすることもできます。」

L-AcousticsのL-ISAテクノロジーは、ライブやその他のクリエイティブイベントのために、マルチレイヤー、オブジェクトベース・サウンドデザインを可能にしたことにより、既にマルチチャンネル・サウンドのマーケットリーダーになっています。

アーティストやサウンドのプロフェッショナルから急速に支持を増やしているL-ISAは、有名なパートナーと、世界的規模感で急速にネットワーク化が拡大しています。Avidに加えて、以下のパートナーも存在します。
DiGiCoは、Desk Linkを介してSDシーリズのミキシングコンソールにL-ISAソースコントロール機能を統合しています。
Blacktraxは、RTTrP(リアルタイム・トラッキング・プロトコル)のオープンソースプロトコルを介してL-ISAテクノロジーに繋がるビジョンベースの追跡システムです。
KLANG:technologiesの画期的な製品は、3Dインイヤー・モニター・システムを提供しています。