Winly Soundは、台湾のポップシンガーが台北と高雄のアリーナで開催したメガコンサートシリーズにL-Acoustics K1とK2ラインアレイを提供しました。

2021年11月
シンガー、ソングライター、女優であるC-POPの女王として君臨するジョリン・ツァイは、1998年のMTVヴォーカル・コンテストで優勝して以来、多様な音楽とビジュアル・スタイルを追求しながら、常にチャートとファンの心をリードしてきました。ツァイはその後、7つのゴールデン・メロディー賞を受賞し、14枚のベストセラー・アルバムをリリースしており、最新作は2018年にリリースされた『Ugly Beauty』です。このアルバムの持続する人気により、高雄と台北の2つのアリーナで16カ月にわたって上演された、アーティストとして5回目のコンサートツアーが開催されました。舞台美術家、振付師、衣装デザイナー、ビジュアルアニメーターが協力し、ツァイ自身が美術監督としてプロダクションを率いるなど、アルバムに込められた魔法のような世界の美しさを堪能できる大規模なコンサートが実現しました。


この大規模なコンサートでは、舞台美術家、振付師、衣装デザイナー、ビジュアルアニメーターが協力し、Winly Soundがサウンドエンジニアリングパートナーを務めました。

クリアでパワフルなサウンドが必要であり、このツアーで要求される基準を満たすために、制作チームは台湾のWinly Soundに依頼しました。Winly Soundは、15年以上にわたって台湾で最も人気のあるアーティスト達のライブステージにL-Acousticsシステムを納入しており、11,000人収容の台北アリーナを満たすパワフルなサウンドシステムと、ジョリン・ツァイの多様な音楽ジャンルに対応する柔軟なサウンドシステムの企画にすぐに取りかかりました。

Winly Soundのシステムエンジニアであるマイク・リー氏は、L-Acousticsのアプリケーションディレクターのアルビン・コー(Alvin Koh)氏とアプリケーションエンジニアのチョンワ・キュー(Chung Wah Khiew)氏のサポートを受け、Soundvisionシステムデザインソフトウェアを使って2つのアリーナをカバーできるようにマッピングしました。「Soundvisionは私たちを大いに助けてくれました。会場に応じて全てのスピーカーの角度を正確に設計できるため、今回のコンサートやあらゆるイベントに欠かせないツールです。」とリー氏は説明します。「また、カバレッジ解析によって、会場に足を踏み入れる前から、アリーナ全体に最適な音響分布が得られると確信しています。」

Winly Soundがアリーナ用に設計した堅牢なリグは、片側12台のK1と4台のK2、そして各アレイの後ろに8台のK1-SBサブウーハーを配置したメインシステムで構成されました。16台のKS28サブウーハーによるグラウドスタックは、アリーナの観客のために低域を補強しました。フロントフィルはステージ全体に配置された8台のKaraエンクロージャで構成され、サイドフィルには片側10台のK2が使用されました。さらに片側8台のK2がディレイとしてフライングされました。

「私のチームはK1のロングスロー能力を知っており、信頼しています。」とリー氏は続けます。「そのクリアでパワフルなサウンドは、野外フェスやアリーナでのライブに理想的です。」

キャットウォークのランウェイは客席の奥まで伸びており、ジョリン・ツァイはファンのために親密な交流を作り出すことができましたが、FOHサウンドエンジニアチェン・タイシャン氏にとっては、フィードバックの可能性を高めるという難題が発生しました。「K2とそのPanflex水平指向性でカバレッジを狭め、干渉を避けることでこれを克服しました。」と彼は説明します。チェン氏は、L-Acoustics Kシリーズのおかげで、ジョリン・ツァイの多様な音楽スタイルを余すところなくファンに届けることができたと評価しています。「今回のツアーでは、L-Acousticsシステムデザイン全体に満足しています。パフォーマンスは、あらかじめプログラムされたエレクトロニック・ダンスミュージックと生楽器が混ざり合ったものでしたが、L-Acousticsのシステムはそのダイナミックな内容にとてもよく対応してくれました。」


メインシステムは片側12台のK1と4台のK2、そして各アレイの後ろに8台のK1-SBサブウーハーで構成されました。


KS28サブウーハー16台のグラウンドスタックフが低域を補強し、フロントフィルはKaraエンクロージャー8台、サイドフィルはK2片側10台で構成されました。


片側8台のK2がディレイとしてフライングされました。