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コラム
2020/09/30

ロックブリッジコミュニティチャーチは、L-Acousticsで福音を伝える

Hiroyuki Tanabe
ブログ
2020年8月
Skylark Audio Video はAシリーズと測定・監視ツールのスイートM1を使用して教会の5つの会場にパワフルなサウンドを提供します。

北西ジョージア州では、 ロック・ブリッジ・コミュニティ教会のキャンパスを見つけるのは難しくありません。テネシー州と接するチャタヌーガの郊外にある6つの場所は、この現代的な礼拝スタイルの教会の一員になるのを簡単にします。ロックブリッジの5つの会場、カルフーン、チャッツワース、リングゴールド、ダルトンの Stage 123、歴史のある1,165席のWink Theatreには、L-Acoustics Aシリーズの定曲率ラインソースサウンドシステムが設備されており、メーカーの新しいM1測定ツールスイートを使用したおかげで、それぞれほぼ同じ音になりました。


「Aシリーズは非常にまとまりのあるシステムです。」と、5つの会場すべてでPAを設計・設置したオクラホマシティに拠点を置くインテグレーター、Skylark Audio Videoのスティール・ビーティ(Steele Beaty)氏は述べます。「Wideボックスには30°の垂直パターンがあり、Focusは10°の垂直パターンを持っています。バルコニーが長さ32m、メインフロアの長さが約29mですが、会場全体の幅が17mしかないWink Theaterのような難しい会場をカバーするために必要なツールを持っています。寸法がまさにショットガンハウスのような縦長の会場で、それが5台のA15 Focusの下に1台のA15 Wideエンクロージャーの左右のアレイを吊ることを選択した理由です。さらに、A15エンクロージャーは、水平指向性を70°に狭めることができるPanflex調整可能ウェーブガイドを持ち、高域で+ 2dBのブーストも得られます。したがって、壁にエネルギーがかからないようにするだけでなく、DSPを使用せずにそれを実現しています。L-Acoustics Aシリーズのミディアムスローラインソースアレイが Wink Theaterで達成できたことは、従来のラインソースアレイでは実現できませんでした。」

ロック・ブリッジ・コミュニティ教会のディレクター、ジョン・デイビッド・ボアリング(John David Boreing )氏は、1941年に初めは映画館としてオープンし、2004年に教会によって購入されたランドマーク的な建物であるWink Theatreには、A15システムのみが解決できた特定の課題があったと述べています。「大きなバルコニーは本当に難しい部分でした。」と同教会で設備と制作の仕事もしているボアリング氏は説明します。「古いサウンドシステムでは、バルコニーから、ラインアレイの上部しか見えておらず、グラウンドスタックされたサブウーハーからローエンドは得られませんでした。適切なカバレッジを得るのが難しい部屋でした。新しいA15-KS21の組み合わせは、それをすぐに解決してくれました。」

実際、Aシリーズのスピーカーは、最高の音響性能と柔軟なパターン制御を提供する以外に、他の点でも完璧にフィットしていました。ビーティ氏は、80年近い歴史を持つWink Theaterは、当時の多くの会場と同じように建設されており、狭い設置面積と狭い階段の曲がりくねった構造になっていると指摘します。「天井の構造は、現代的なリフトを入れることは不可能でしたが、Aシリーズの軽量とコンパクトなフォームファクターにより、このような古い会場でも、システムを取り付けて、吊るすことができました。 」と彼は述べます。


Soundvisionモデリングソフトウェアを使用して設計されたWink Theaterの設備では、L-Acousticsの包括的な測定ツールセットである新しいM1スイートが利用されました。「1つの会場ですべてのA15スピーカーシステムのパフォーマンスを測定し、教会のすべての会場に適用する一貫したコンターを作成することができました。」とビーティ氏は述べます。「できる限り同じように聴こえるように仕上げました。」

ボアリング氏も同意見で、「すべての会場でこのような音の一貫性を持つことは素晴らしいことです。Aシリーズは、教会の全ての会場で素敵な音を出してくれます。」「それぞれの会場は一貫したメッセージを伝えるよう努めており、ほとんどの会場でL-Acousticsを使用することでそれを実現することができます。」

M1プラットフォームの主な利点の1つは、能力の相乗効果があることです。マイクが1本だけでも、ユーザーは部屋の複数の場所で関連するすべてのシステムを測定し、部屋の平均に最適なタイミングとEQを選択しながら、任意の場所での動きの影響を個別に確認できます。このようなデータを分析する機能は測定された部屋だけでなく、全ての会場にわたってシステム一貫性および同質性を得るにとても重要です。

ボアリング氏によると、A15 WideとFocus、フライングサブの組み合わせによって、完璧なカバレッジと優れた音質が得られたとのことです。「パンデミックによる制限がようやく緩和されており、信者の皆さんはWink Theatreの新しい音を実際に楽しんでいます。」と述べます。「明瞭度が素晴らしく、音楽はコンサートのようなインパクトを与えます。それは素晴らしい経験です。」

チャッツワースキャンパスは、ロックブリッジが L-Acoustics PA(現在のAシリーズの前身であるARCS WiFoシステム)を2016年に採用した最初の会場です。この夏、教会のWink Theaterには、左右に6台のA15を備えた新しいL-Rサウンドシステムが統合されました。A15の横には、3台のKS21による2つのハングが隣接しており、1ハングあたり2台のA10スピーカーが、バルコニーのディレイアレイとして左右に配置されています。歩いて2分程にあるWink Theatreの姉妹会場であるStage 123にも最近、左右に3台のA10のL-Rシステムと中央にハングされた2台のKS21によるサブシステムが設置されました。さらに、リングゴールドキャンパスとカルホーンキャンパスにも同様にA15システムが導入されました。これら5つの会場のそれぞれのPAは、L-Acoustics LA4Xアンプリファイド・コントローラーにてドライブされます。


Skylarkのスティール・ビーティ氏は、オンラインで投稿されたM1を紹介するビデオ「Evolution of the System Calibration Process - Conversations with the Pros」に、L-Acousticsプロダクトマネージャー、スコット・サグデン氏などと最近参加しました。www.youtube.com/watch?v=jp_dCxihydI よりご覧いただけます。

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