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コラム
2020/10/27

L-Acoustics、コンパクトでフルレンジのK3ラインソースシステムを発表

Hiroyuki Tanabe
ブログ
2020年10月
K3はKシリーズのラインアップを充実させる、人気の高いK2とKara IIの間に位置するエンクロージャーです。

L-Acousticsは、業界をリードするKシリーズの新製品として、1,000~10,000人のオーディエンスを対象とした中規模イベントにビッグサウンドを提供する、メーカー最小のフルレンジ エンクロージャー、K3を発表しました。K3は、フライング サブウーハーと併用をしなくとも、フルレンジの帯域幅を提供し、その非常に効率的な設計により、必要とするアンプチャンネルを低減します。これらの機能により、設置はより速く、シンプルになり、コストも軽減されます。

「K3はあらゆるイベントにも対応できるようになっています。」とL-Acousticsアプリケーション・デザインの責任者フローラン・ベルナール(Florent Bernard)氏は述べています。「私たちのデザインチームは、10インチのサイズ感と価格で、10インチのラウドスピーカー特有の性能を損なうことなく、デュアル12インチベースのシステムを開発しました。K3は、コンパクトで使いやすいパッケージでロングスロー、フルレンジのパフォーマンスを提供し、小規模から中規模のイベントや、ほとんどのサウンド・プロバイダーが現場をこなす会場に合わせて作られています。現在のイベントの状況に完全に適応し、K1およびK2と組み合わせることで、大規模のイベントにも迅速かつパワフルに拡張することができます。

K3は、K2よりも33%小型化されたエンクロージャーからL-Acousticsのフルレンジ・コンターを提供し、重量はわずか43kgと軽量化されています。K3は、中規模のツアー、フェスティバル、企業イベント、礼拝行事、その他のプロダクションなど、小さなフォームファクターで十分なパワーと帯域幅を必要とするアプリケーションに最適です。また、視界を確保できるように設計されているため、スペースに制限のある会場にも簡単に統合できます。

新しい2ウェイアクティブWSTエンクロージャーは、軽量化のための最適化されたメカニカルデザイン、パワフルでリニアな低域レスポンスを実現するラミナーベント、定評のある簡単なリギングなど、Kシリーズがラインアレイ技術の基準としてきた特徴をすべて備えています。K3にはL-Acoustics Panflex™テクノロジーが搭載されており、サウンドデザイナーは4つの水平方向の指向性パターンを素早く選択することができます。左右対称70°または110°、左右非対称90°の4つの指向性パターンを簡単に選択できます。パンフレックスとエレメント間の角度を0°~10°で設定できるK3ラインソースのカバレッジは、あらゆるオーディエンスの形状に合わせて正確に調整することができます。 L-AcousticsのシグネチャーであるDOSCウェーブガイドを搭載したK3は、42 Hz~20 kHz(-10 dB、70°指向性)の優れた帯域幅と143 dBの最大SPLを誇ります。専用のサブウーハーを必要としないK3は、ほとんどのアプリケーションでボーカルや音楽再生のメインシステムとして、あるいはK1やK2を補完するアウトフィルやディレイとして使用することができます。KS28サブウーハーと組み合わせて使用すると、K3は音響的に要求の厳しいライブイベントのコンパクトなメインシステムとして最適です。

この製品の効率の高いアンプリング設計は、より多いエンクロージャーの接続とトラックスペースの削減といった要件を満たしています。1台のLA12Xアンプリファイド・コントローラーで最大6台のK3を、LA-RAK AVBユニット1台で最大18台のK3をドライブすることができます。


K3は、すでに出荷が開始されており、2021年に固定設置向のK3iを発売予定です。K3iは、固定設備特有の課題をクリアする製品となります。 

12台のL-Acoustics K3によるアレイ
8台の設備向けL-Acoustics K3iによるアレイ

新しいL-Acoustics K3の詳細については、https://www.l-acoustics.com/en/product/k3/ をご覧ください。

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