2019年10月

サブウーハー指向性制御の向上に対する要求に応えて、L-Acousticsは「Cardioid Extended」(拡張カーディオイド)プリセットライブラリを開発しました。この新しい「Cx」ライブラリは、プロセスが最適化されたソリューションであり、フロントSPLおよびタイムレスポンスを犠牲することなく、広帯域で背面のSPL キャンセリングを提供します*。従来の「Cardioid C」構成に関しては、Cx 拡張カーディオイド構成は、3~4台のサブウーハーのグループごとに1つのエンクロージャーを反転させ**、専用のCxプリセットを適用するだけで得られます。エンジニアは、システムのキャリブレーションの際、時間と労力の両方を節約するプラグ・アンド・プレイのソリューションを体験します。新しいCxライブラリは、SB15m、SB18(i/m)、SB28、KS21、KS28サブウーハーを対象に、LA Network Manager 2.7.3で利用可能です。

*従来の広帯域リアSPLキャンセリングのカーディオイド技術と比較した結果です。

**2台のサブウーハーのグループごとに1つのエンクロージャーを反転させることも可能ですが、フロントSPL効率を低下させます。