2023年5月
1989年に結成されたEraserheadsは、7枚のスタジオ・アルバムを制作し、そのうちの4枚はマルチ・プラチナ・ディスクを獲得しています。彼らは「フィリピンのビートルズ」として称され、カリスマ的ボーカリストEly Buendia氏がフロントマンとして活躍しました。2002年に解散しましが、2013年に再結成コンサートを開催し、世界各地でツアーを続けました。4人組のオルタナティブ・ロックバンドの結成からほぼ30年、そして前回の再結成コンサートから10年を経てEraserheadsは、マニラのパラニャーケにあるSMDCフェスティバルのステージに立ち、75,000人のファンの前で大規模な野外コンサートを行いました。このショーは、パイロテクニック、フィリピンのラッパー故フランシスMのホログラフィック・プロジェクション、特別ゲストのバンドとのライブパフォーマンスなど、多彩な演出が行われ、五感を刺激する素晴らしいショーとなりました。

それぞれキャリアを積んだEraserheadsのバンドメンバーは、フィリピンのL-Acousticsレンタルエージェント・パートナー Forscinkを過去の成功経験から信頼していたこともあり、フロントマンのEly Buendia氏は、ステージ・モニターとメインPAシステムの両方にL-Acousticsのコンサート・サウンドシステムを使いたいとリクエストしました。コンサートプロモーターのWEUEvent Managementは、約3時間のショーでパイロテクニックを上回るクリアで強力なサウンドを実現でき、広大なコンサートエリアをカバーするコンサートシステムの設計をForscinkに依頼しました。そしてForscinkのシステムエンジニアであるジャスティン・サントス(Justin Santos)氏は、L-Acousticsのアプリケーションエンジニアと協力してシステムを設計しました。

「Eraserheadsのような伝説的なロックバンドには、明瞭度の高い大音量でパワフルなシステムが必要です。」とサントス氏は説明し、「Eraserheadsの時代を超越したノスタルジックな音楽にふさわしいものを見つけるために、Soundvisionで多くのシステムオプションをモデリングしました。」と述べました。コンサートのFOHエンジニアのショウ・ヒキノ(Sho Hikino)氏とモニターミックス・エンジニアのザイロン・オカンポ(Xyron Ocampo)氏は、L-Acousticsのシステムを熟知しており、スムーズなセットアップとショー・マネージメントを行うことができました。

コンサートのメインPAシステムは、片側15台のL-Acoustics K2と4台のK1-SBサブウーハーで構成されました。サイドフィルシステムはステージの両サイドに吊り下げられた12台ごとのKaraボックスで、フロントフィルは12台のKaraエンクロージャーで供給されました。ステージから90メートル離れたペアのディレイ・タワーには、それぞれ12台のK2と4台のK1-SBが設置され、ステージから170メートル離れた2番目のペアには、ハングごとに9台のK2が設置されました。24台のSB28サブウーハーが大勢の観客に重低音を届け、LA8とLA12Xアンプリファイド・コントローラーを組み合わせてシステム全体をドライブしています。また、大規模なサウンドシステムの一部は、L-Acoustics公認レンタルパートナーであるPMXとPro Beatboxが供給しています。

「サウンドシステムは期待を裏切りませんでした。ファンも主催者も満足してショーを後にしました。K2とKaraの音色の一貫性に満足しており、観客は前から後ろまで同じリスニング体験をすることができました。素晴らしい夜でした。」とサントス氏は締めくくりました。

バンドは、270メートル×180メートルの野外コンサート会場の6つのチケットゾーンに集まった75,000人のファンの前で演奏しました。

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