図:メインダイニングルームとバーの様子。

2024年2月
活気あふれるスピニングフィールズ地区には、イギリス、マンチェスターの最も人気の美術館、バー、レストランや店舗が集まっています。文化の中心地であるこの街に、Sexy Fishという、ロンドンとマイアミのグルメ界で既に注目を集めているダイニングスポットが新たに誕生しました。レストランは、メインのダイニングルーム、ナイトバー、そしてトロピカル・リーフ・ルームという30名収容可能な半個室のダイニングスペースで構成されています。Sexy Fish Manchesterは、ダミアン・ハーストの彫像、フランク・ゲーリーがデザインした魚型の照明と、お客さんが高級なシャンパンを楽しめるピンクオニキスのバーカウンターを特徴としています。国際的なパフォーマーやDJのイベント・プログラムが、レストランが世界クラスのエンターテインメント施設に生まれ変わる手助けをしています。

Caprice Holdings会長であるイギリスの起業家、リチャード・ケアリング(Richard Caring)が所有するSexy Fishは、ロンドン、マイアミ、そして現在はマンチェスターにレストランを構え、世界の高級ダイニング・シーンで長年に渡り確固たる地位を築いてきました。 The Birleys Clubのグループ・テクニカル・マネージャであるダニー・キセイン(Danny Kissane)氏が中心となったSexy FishとL-Acousticsのコラボレーションは、LA公認プロバイダー・インテグレータであるMarquee AVによって自然な流れで進められました。シェパートンに本拠を置くMarquee AVは、Caprice Holdingsとのコラボレーションで、古代ローマをイメージした高級レストランBacchanaliaでのL-Acousticsシステムの導入など、既に成功事例を収めています。

会場はL字型の形状、高さ7mの天井、エメラルドグリーンの大理石フロア、特注の本場ムラーノ島のベネチアンガラス製の柱など豪華な装飾を特徴とした、反射面の多い空間になっており、正確なカバレッジを提供できるサウンドシステムの設計が必要不可欠でした。Marquee AVチームは、L-Acoustics 3Dオーディオ・マッピング・ソフトウェア「Soundvision」を使って会場の複雑な音響特性を把握し、特に設置場所が限られたバーのようなところでもスピーカーが必要なカバレッジを提供できる効果的な位置を探し出しました。「我々の目標は、音響エネルギーをなるべく低く抑えて反射を最小限に抑えることだったので、反射面の多い、Sexy Fishの独特な空間で至高のサウンド体験を実現するためにL-Acousticsが理想的な選択だったと言えますね。」とMarquee AVプロジェクト・ディレクターのステイシー・タフ(Stacey Tough)氏は語ります。

左図:メインダイニングルームの様子。
右図:セミプライベートルームの「Coral Reef Room」の様子。

Marquee AVは、L-Acoustics AシリーズとXシリーズの組み合わせを選択しました。 Panflexテクノロジーで水平指向性の可変ができる15台のL-Acoustics A10i Wideと、10台のコンパクトX8コアキシャルスピーカーが会場全体にクリアでパワフルなサウンドを提供し、7台のL-Acoustics SB10iサブウーハー、2台のSB15Mと2台のKS21i サブウーハーが低域を補強します。1台のLA12X、3台のLA4Xと2台のLA2Xiアンプリファイド・コントローラーがシステム全体を駆動します。

タッフ氏は締めくくります。「L-Acousticsのサウンドシステムは、ディナーイベントやパーティを盛り上げる重要な役を果たし、Sexy Fishの究極のビジュアルと料理を引き立てる、お客様を包み込むようなオーディオ体験を実現できました。L-Acousticsを選んだ理由は、高級ホスピタリティ施設における卓越したサウンドスケープと製品の優れた多機能性に対する高い評判があったからです。その結果、L-Acousticsサウンドシステムがシームレスに統合され、完璧な音質を提供できるになりました。会場はまだオープンしたばかりですが、ローンチパーティやその他のイベントの開催後、L-Acousticsの導入を証明する絶賛の声が多く聞こえています。」

図: L-Acoustics AシリーズとXシリーズはSexy Fishの高い天井とガラスの装飾がもたらす課題に完璧に対応。