2018年12月
LMG Touringは、「Synthesis Live」の 北米ツアーで、K1/K2システムを提供

Evanescenceの4番目のアルバム『Synthesis』には、バンドが最も愛されている、オーケストラをバックにリワークされたドラマティックな曲に加え、いくつかの新曲が追加されました。最新アルバムの発売を記念するツアーで、レコーディングの雰囲気を正確に保つために、バンドは各都市で個別に厳選され、ツアーの指揮者であるSusie Seiterによってまとめられたオーケストラメンバーと一緒に演奏しました。さらに、最新の北米ツアーでは、人気のヴァイオリニスト Lindsey Stirlingが共同ヘッドライナーとして参加しました。彼女のアルバム『Brave Enough』からの曲をフィーチャーし、Evanescence 衝撃の追加メンバーとして『Hi-Lo』を演奏しました。

オーランドに本社を置くLMG Touringは、これまでLindsey Stirlingと幅広く協力してきました。今回、『Synthesis Live』ツアーの音響・映像・照明のフルサービスを提供しました。バンドのパワーとパンチ、ならびにオーケストラの要素の微妙なニュアンスと複雑さをうまく表現するために、LMGツーリングはL-Acoustics K1/K2のフル・スピーカーシステムを指定しました。音響に加えて、LMG TouringはFLED 11MMのLEDスクリーン、Catalystメディアサーバー、そして照明のフルシステムも提供しました。

「毎晩、28人のオーケストラの演奏者と6人のミュージシャンで構成されるバンドがステージ上で登場しました」と、オーケストラのFOHミキシングを行ったChris Bloch氏は述べました。EvanescenceとLindsey Stirlingのミキシングは、Eddie MappとRob McWhorterによってそれぞれ行われました。「Lindseyのセットは、3人のミュージシャンに加えて、同じくオーケストラも演奏しました。最大35人のミュージシャンが同時にステージに登場して一緒に演奏し、オーケストラは弦楽器、金管楽器、管楽器、打楽器などをで構成されていました。言うまでもなく、ステージではいろんなことが起こっていましたが、L-AcousticsのPAはすべての要素をうまく実現させました。」

2004年以来LMGで働いてきたLMGのオーディオサービス担当、Shane Smith氏によると、このショーのメインシステムは、舞台芸術センター、アリーナ、パビリオンや円形劇場など、各会場に最適化したデザインで配置された最大8台のK1と、その下に8台のK2で構成されたということです。広い会場では、12台のKaraがサイドハングとしてフライングされ、追加の6台のKaraがフロントフィルとなりました。Smith氏は、メインハングより約3.5m後ろにフライングされた8台のKS28サブウーファーアレイが、両バンドの広いダイナミックレンジを再現するには重要なな要素だったと説明します。またLA12XLA8アンプリファイド・コントローラーで、システム全体をドライブしました。

Smith氏は、ツアーのシステムエンジニアおよびクルーチーフを務めたLMGのChris Nichols氏が、L-AcousticsのSoundvisionソフトウェアを使用して正確な結果を素早く簡単に予測することができた、と指摘しました。「サウンドシステムの構成を問わず、サウンドはどの会場でも一貫していました。」とSmith氏は言います。「K1は常に小屋の中でもうまく動作しました。K2は非常に柔軟で、すばやく設置・撤収することができます。これらのエンクロージャの広い、可変的水平方向カバレッジは、柔軟性が高く、優れたデザインの作成を可能にします。」

LMGのツアーリング担当責任者、Craig Mitchell氏は、次のように付け加えています。「両方のアーティストはオーケストラと一緒に演奏していたので、サウンドのとてもきれいなショーでした。L-Acousticsシステムは会場全体で音楽のダイナミクスとパワーを均一に再生することができ、オーディオチームは素晴らしい仕事をしました!」

エバネッセンスとリンジースターリングの詳細については、www.evanescence.comwww.lindseystirling.comをご覧ください。LMGの詳細については、www.lmg.netをご覧ください。