Adlib は Ai シリーズを使用して、世界有数のプロフェッショナルのためのダンス・トレーニング・センターに最適な音響性能と「コンサートレベル」の音質を提供します

2022年3月
1982年にアン・スタナード(Ann Stannard)氏と 故クリストファー・ゲイブル(Christopher Gable, CBE)によって設立されたセントラル・スクール・オブ・バレエ(以下、CSBと表す)は、大学と大学院レベルでダンスの職業学位課程を提供しています。CSBは、マシュー・ボーン氏が率いるニュー・アドベンチャーズ団、スコティッシュ・バレエ団、バレエ・ブラック団、『オペラ座の怪人』、オランダ・ダンス・シアター団など、国際的に有名なダンスカンパニーやミュージカルプロダクションでキャリアを積むための世界レベルのダンストレーニングを提供しています。今年初めCSBは、ロンドンのサザーク地区にあるSouth Bank Art CommunityにあるCountess of Wessex Studiosに移転した際、新たに大規模な音響設備を導入することになりました。AdlibはCSBと連携し、新しい会場全体に多面的なソリューションを提供するL-Acoustics Aiシリーズ・システムを納入しました。

設備の整ったスタジオシアター、書斎、複数のリソースセンター、最新鋭のヘルススイートを誇るこのスタジオは、創造性と夢を育み、アイデアを伝播させ、才能を開花させるための重要なスペースになっています。この世界有数のスクールに唯一欠けていたものは、同様に素晴らしいサウンドシステムでした。英国を拠点とする音響・照明・映像機器プロバイダーであるAdlibは、CSBと共同で新しい会場全体に多面的な音響ソリューションを提供するL-Acoustics Aiシリーズシステムの納入を依頼されました。

「AdlibはLive Nationの共通の知人からCSBのプロジェクトマネージャーに推薦され、当初から「コンサートレベル」のサウンドを目指すべきと提案しました。」とAdlibのプロジェクト・マネージャーのティム・ロビンソン(Tim Robinson)氏は語ります。「プロジェクトは10年前に始まり、まず十分な資金を確保するために寄付キャンペーンを行うことから始まりました。私は2016年にデザインチームに参加し、予算や建築まで含めたプロジェクトのタイムラインを通じて、数多くの修正見積もりを提出し、デザインコンサルティングを提供しましたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う英国政府の規制により、様々な遅れが生じました。今年初めにようやくシステムの設置に着手し、管理を行いました。6月には政府の規制が解除され、現地でのダンストレーニングの開始が許可されたときに、プロジェクトは完了しました。」

ロビンソン氏によると、プロジェクトの内容は時とともに変化していきましたが、CSBビルの全てのスタジオスペースにプロフェッショナルなスピーカーシステムを設置することに常に重点を置いていました。「L-Acousticsは、それぞれの用途に最適なスピーカー製品を提供することができたので、会場全体に同一ブランドの統合されたソリューションを展開することができ、素晴らしい一貫性を提供することができました。」と彼は説明します。

建設費の高騰やパンデミックによる予算の圧迫が続く中、Aiシリーズのタイムリーな発売により、オリジナルのAシリーズが持つ音響性能に妥協することなく、有意義なコスト削減を実現することができました。

「メインスタジオシアターでは、片側2台のA15i Focusと1台のA15i Wideが客席の形状に完璧に一致しています。片側1台のKS21iで驚異的な低域を実現し、X8をモニター用に使用しています。」とロビンソン氏は続けます。また、L-AcousticsのAi Fixbracketを使用することで、KS21i x 4台のセンタークラスターを天井に密着させて邪魔にならないように設置することができたと指摘しています。「サブウーハーでは少し工夫をしました。」と言います。「大きなコンクリートの梁は、PAを設置したい場所とほぼ同じ位置にあり、梁に面してサブーハーを設置することができたため、さらに音響的な効果を得ることができました。」

学校の他のスタジオでは、そのサイズに応じてX12またはX8のステレオシステムが使用されています。同軸エンクロージャーは低域コンターが良く、これらのスペースで要求されるSPLでクリアで自然なサウンドを実現します。

設計と設置の段階でも、Adlibは必要な時にいつでもL-Acousticsのサポートに頼ることができると考えていました。「LA4Xの1台が水漏れ事故で破損していることが判明した後、L-Acousticsのチームが迅速に代替品を現場に届けてくれたので遅れを取り戻すことができました。」とロビンソン氏は語ります。

ロビンソン氏は、Adlib社のプロ意識と能力、そして2021年6月から常時使用されているL-Acousticsのサウンドシステムの高品質と多用途性を引き合いに出して、CSBチームが全体の結果に喜んでいると報告しています。

セントラル・スクール・オブ・バレエのエグゼクティブディレクターであるマーク・オスターフィルド(Mark Osterfield)氏は、「プロフェッショナルで高品質な音響システムは、当校のような一流のトレーニングおよびパフォーマンスを行う組織にとって必要不可欠です。」と結論付けています。「最近のウィンターショーケースの観客は、Gable Studio Theatreでのダンサーたちの新しい振付の素晴らしいパフォーマンスと最高の音響システムの恩恵を受けました。」

Central School of Balletのメインスタジオは、L-Acoustics A15i WiFoとKS21iによるL/Rシステムと、X8によるモニターシステムを備えています。

メインスタジオのL-Acoustics A15i FocusとA15i Wideのクローズアップ。各アレイの上にKS21iが設置されています。

メインスタジオのL-Acoustics A15i FocusとA15i Wideのクローズアップ。各アレイの上にKS21iが設置されています。

CSBの小規模スタジオの1つには、X12のステレオシステムが設置されています。