ヒューストン大学TDECUスタジアムのジョン・オクイン・フィールドは、ヒューストン・クーガーズのホームグラウンドとなっています

2022年10月
2014年から2017年にかけて、ヒューストン大学クーガーズフットボールチームはホームグラウンド(TDECUスタジアムのジョン・オクイン・フィールド)で16連勝し、当時全米最長のホームでの連勝を記録しています。しかし、2014年8月にオープンした同施設のPAシステムは、この地域の不安定な天候や初期のコンポーネント不良の影響を受け、同じような成功を収めることはできませんでした。ありがたいことに、LD Systemsは、K、A、Xシリーズの合理的な組み合わせにより音質を大幅に改善したL-Acousticsのスピーカー設計で、この状況を改善することができました。

正式名称がヒューストン最大の信用組合であるTexas Dow Employees Credit Unionに由来するTDECUスタジアムは、旧ロバートソン・スタジアムの跡地に建てられ、XFLのヒューストン・ラフネックスのホームスタジアムともなっています。

ヒューストン大学の長年のAVパートナーであるLD Systems社のセールスエンジニア、マット・ローズ(Matt Rhodes)氏は、ここ数年のスタジアムの音響について次のように語ります。「過去2年間、フットボールシーズンを通して既存のサウンドシステムの保守を手助けしてきましたが、より近代的な新しいオーディオシステムが必要であることが明らかになりました。私たちは、いくつかの選択肢を一緒に検討したところ、L-Acousticsがクライアントにとって、パワフルで費用対効果の高いシステムを構築するための適切なコンポーネントの組み合わせを提供できることが分かりました。」

TDECUスタジアムのスコアボードの側には、L-AcousticsのK、A、Xシリーズのスピーカーが設置されています

このスタジアムの新しいシステムは、スコアボードに片側6台のKara IIと12台のK2エンクロージャーによるアレイと、サイドフィルアレイとしてA15i WideA15i Focusエンクロージャーの組み合わせによる2つのアレイで構成されています。スコアボードの下には6台の同軸X12X8スピーカーがロワーアレイとして使用され、パワフルでありながら目立たないポイントソースのサウンドシステムを実現しています。これは大学フットボール会場の典型的なデザインですが、このような会場では数十年にわたり多くの会場で使用されている暴力的なホーンではなく、L-Acousticsが提供する多彩なコンポーネントの恩恵を受けています。スコアボードを中心にハイテクでパワフルな「ネックレス」のように配置されたこのシステムは、2台のLA4X、3台のLA2Xi、そして10台のLA12Xアンプリファイド・コントローラーで駆動されています。

L-AcousticsのK2エンクロージャーは、それ自体で35Hzまでの非常に低い周波数を出力することができるため、このプロジェクトはサブウーハーを必要としませんでした。「大学にとって、サウンドシステムが試合前にチームやファンを盛り上げることができることが重要でした。」とローズ氏は言います。「ウォーミングアップにはヒップホップ系の音楽を多く使用し、ファンを興奮させているのです。そのため、K2の低周波エネルギーの大きさには、誰もが感銘を受けました。」

LD Systemsのクルーがスタジアムに新しいK2/Kara IIアレイの一つを設置中

TDECUスタジアムの新しいサウンドシステムは、9月17日のカンザス大学ジェイホークスとの対戦で正式にデビューしました。「クーガーズは素晴らしいチームであり、この新しいサウンドシステムが導入されたことで、ファンにとってはスタジアムでのスポーツ体験がさらに素晴らしいものになるでしょう。」とローズ氏は付け加えます。

ヒューストン大学シニアアソシエイトアスレチックスディレクター TJ・ミーガー(TJ Meagher)氏も同意しています。「LD Systems社によるL-Acousticsのラインアレイの導入は、ここ数シーズン私達のスタジアムが必要としていたビッグなサウンドを実現しました」と彼は語ります。「スコアボードに隣接するエレガントで目立たないスピーカーが、なぜこれほど充実したオーディオ体験を提供できるかを理解するのは難しいかもしれませんが、このシステムを次のレベルのファンエンターテイメントにしているのは、コントロールの適応性なのです。音質も音量も素晴らしく、このシステムのおかげで、試合中のエンターテインメントをより広い視野で見ることができるようになりました。」