プラガ文化センター内にある19世紀の建築物が改築され、その革新的で実験的なプログラムをサポートするために最新鋭のSyva、Xシリーズ、Aシリーズのサウンドシステムを導入

2022年7月
クサヴェリ・コノパツキ氏の要請で19世紀に建てられたコノパツキ宮殿は、ノヴァ・プラガ(新プラガ)と呼ばれるワルシャワ(ポーランド)のプラガ地区中心部のストゼレツカ通りに位置しています。ネオ・ルネッサンス様式のこの建物は、大規模な改築工事を経て、昨年9月にプラガ文化センターの第二の拠点として再オープンしました。コノパツキ宮殿では、講堂、ギャラリー、屋外テラスを利用して、音楽コンサート、アート、野外シネマなど、さまざまな催しが行われています。このような多様なイベントには、同様に柔軟なサウンドシステムが必要でした。そのため、在ポーランドL-AcousticsディストリビュータであるAudio Plus社は、ワルシャワの最新の文化施設の1つに多様性と最先端のオーディオをもたらすSyva、Xシリーズ、Aシリーズシステムを提供しました。

コノパツキ宮殿では様々なジャンルのイベントが開催されるため、どのイベントにも対応できる独自のサウンドシステムが必要でした。ポーランドのトッププロオーディオサプライヤーとして、Audio Plus社は、この課題を解決し、プラガ文化センターのディレクター、カタルジーナ・ソウティス (Katarzyna Sołtys )氏のビジョンを実現するためのソリューションの開発に取り組みました。

「コノパツキ宮殿に対する私たちのビジョンは、この会場をヨーロッパと世界規模の革新的で実験的な文化プロジェクトの拠点とすることでした。」とソウティス氏は説明します。「これを念頭に置いて、私たちの主な目的は、イベントの規模や創造性、技術的な難易度に関わらず、会場の各イベントで同じように機能するシステムを設計することでした。」とAudio Plus社のジュニア・システムデザイナー、ノルベルト・カフニャーシュ(Norbert Kachniarz)氏は付け加えました。

宮殿の地下にある100人収容の多機能ホールに設置されたシステムは、Syva Lowの上にSyvaを乗せ、ステージ前の左右にフロアマウントして構成されており、空間全体に比類ない透明度と音響精度を実現しています。

Syvaシステムの様子。

屋外にあるガーデンテラスの大きなステージには、Audio Plusが4台のA10 WideSB18サブウーハーによるA Seriesシステムを納入し、コンサートや夏のオープンエアシネマで使用されています。システム全体は4台のLA4Xアンプリファイド・コントローラーでドライブされ、移動用と常設用の2つのグループに分けられています。


さらに、X8と4台のX12が4台ずつ設置され、主に客席でステージモニターとして使用されますが、様々に構成されるメインステージの外側のエリアや、大きなイベントの際にブースなどの仮設の建物の裏側にSRとして配置することが可能です。LA4Xは、イベントの種類に応じてプリセットを設定し、構成することも可能です。


「LA4Xの構成により、システム全体の柔軟性を高めることができます。」と、Audio Plus社の代わりにシステムの設置を担当したカフニャーシュ氏は説明します。「イベントの内容に応じて、アンプを一部だけ使用することも、フルシステムとして使用することも、変わった構成が必要な場合でも簡単に再構成することができます。すべてのLA4Xは、LA Network Managerを介して管理されます。LA4Xの全構成は、LA Network Managerを使ってコンピューターからアクセスし、iPadでワイヤレスにリモートコントロールできます。」

このシステムは2021年9月に行われた宮殿のオープニング・イベントでテストされました。屋内と屋外ステージでパフォーマンスが行われ、ステージ後方に追加されたゾーンはX8とX12で増強された大規模なコンサートが開催されました。


私たちはあらゆるイベントを開催できるユニバーサルな存在になりたいと思っていたのですが、Audio Plusが提供したL-Acousticsシステムの導入によりそれが可能になりました。」とプラガ文化センターのテクニカルエンジニア、ミハウ・クリムザック(Michał Klimczak)氏は述べています。「この新しいシステムによって、我々はあらゆるタイプのイベントを素早く効果的に開催することができ、素晴らしいサウンドと完璧なカバレッジが保証されていることを実感しています。その上、iPadで簡単に全てのコントロールができるうえに、L-Acousticsのキャビネットは、建物の歴史的な特徴に完璧にフィットしています。しかも、全て音質に妥協することがありません!」

「このプロジェクトは、私たちの取り組んだ仕事の素晴らしい例です。」とAudio Plusのマーケティングマネージャーであるパヴェウ・クーン(Paweł Kuhn)氏は締めくくります。「クライアントが何かを求めてきたときに、どうすれば効率的かつリーズナブルな価格でそれを実現できるかを考えます。もちろん、最終的なシステムにはユーザーの知識が必要ですが、Audio Plusでは、優れた製品トレーニングの重要性を理解しているため、会場のスタッフへのトレーニングや、必要に応じて技術サポートを行い、誰もが快適にシステムを使用できるように常に努力しています。L-Acousticsの名高い音質をこの歴史的な会場に提供できることを大変光栄に思います。」

プラガ文化センターのテクニカルエンジニア、ミハウ・クリムザック(Michał Klimczak)氏